お金の教育について

日本がお金の教育を疎かにしているのは、なぜでしょう。
まあ、単なる怠慢なのだと思いますが、とりわけ政治家は金儲けを考えたりはもちろんされていると思うのですが、稼ぐとか消費するとか消費させるものであるという、認識だったのではないか、とふと思いました。
まあ、私もお金の何を理解しているかと言われれば、無知そのもので、そんな人間の戯言です。
しかし、そのお金の本質は育てるもの、なのではないかと思ったのです。人のような感覚で、しっかりと育てて、あるときは手を貸してもらったり、みたいな。
ようは人間関係、社会を学校で学ぶように、お金についても小学生のうちから学ばなければならないのでは、ということなのです。
最近、格差とか貧困とかの問題がクローズアップされていますが、実はそれも小学生くらいからお金の本質を教えていたら、今より随分とマシになっているんじゃないかと思うのです。
例えば、コロナ以前に持ってた全財産を米ドル貯金にしていたとしたら、資産は倍近くになってたりするわけです。
お金を将来のために貯金しましょうとか、低金利の時代には確実に間違った考えを国民に植えつけたまま、そんな考えが正しいと考える大人を量産してしまったところにそもそもの問題があるのではないでしょうか。
やはり、小学生の内に世に出て生きていく基礎を教える、というのは小学校の命題だとも思うのですが、だとすると、お金の本質を教えるのは必須ではないかと思うのです。
そして、お金との付き合い方が上手くなる大人が増えると、お金に困る人も減るような気がするのですが、どうでしょうか。
金持ちユダヤ人の教え、みたいな本には、働かなくてもいい状況を若い内に作る、というようなことが書いてあったのですが、それは金儲けをしろということではなく、お金と上手い付き合いをしなさい、ということだと思うのです。
金儲けが価値観になってしまうとお金に振り回されたりもします。
お金とのいい付き合い方、ぜひ小学校の必修にしてほしいものです

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