数分間のエールを

正直、まったくチェックをしていなかったのですが、スマニューのニュースを観て俄然気になってきました。
数分間のエールを
この作品はヨルシカなどのMVを制作している映像チームによる初の劇場用作品なのだそうです。ヨルシカは大雪海のカイナの主題歌とかなかなか良かったと思います。
まあ、それはさておき、MVを作っていた人が映画を作るのってハリウッドだとデビッドフィンチャーとかミッシェルゴンドリーとかいますが、日本ではあまり聞きませんが、そういう映像センスで注目を集めた人が映画制作に進出するのは良いと思います。
さて,私がこの作品に興味を持ったのはそういう話ではなくて、細田守やら水島精二やら新房昭之やら錚々たるメンツがコメントを寄せていることがかなり大きく、さらにダメ押しで脚本が花田十輝だったことを知ったからです。
花田十輝は今クールでは響けユーフォニアムとガールズバンドクライを手がけています。どちらもかなり面白いです。今、ノリに乗っている感じがします。
トレーラー映像を見る限りではかなりガールズバンドクライとベクトルが被るような印象を受けるのですが、コメントなどを読むにつけ、クリエーターに響くような作品になっているような気がします。
なぜ表現をするのか、何を表現したいのか、自分は何に感動したのか、それを絞り出す苦悩やできたときの達成感や喜びなど、そういったものが詰まった作品なんだと思います。タイミングが合えば、ぜひ観たいと思います。
ところで今作は、3人のクリエーターチームによる作品なのですが、なかなか日本では珍しいですよね。アメリカではウォシャウスキー姉妹やコーエン兄弟,ルッソ兄弟とかチームで監督する人も目立ってきましたが、日本でもそういう時代になってきたのでしょうか。
そういう意味でも楽しみな作品ですね。

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