息子の授業参観に行ってきました。

息子の学校の参観日に行ってきました。
息子のガチあたり学校は探究教育を掲げているので特殊な授業も多いようなのです。
私が見に行ったのは国語と社会で,社会は歴史でしたが、よく見知った普通の歴史の授業でした。
しかし、国語は独特でした。というかディベートの授業でした。ディベートというのが、まさか国語の単元の中にいれられているとは思いませんでした。
まあ,確かに他のどの授業に入れるかを考えてみると道徳かホームルームか、でもそれは授業に入れていいのか微妙ですよね。そうなると,国語ということになるのでしょうか。
ただ,ディベートというのは、いわゆる国語で教えられる内容とはかなり異なっているもののようには感じました。
国語という教科は、どちらかと言えば受け身な教科なのだと思います。与えられた文章を読み解くわけです。
しかしディベートは立場こそ与えられているもののどんな意見が出てくるかはわかりません。そこでは臨機応変さが求められることになります。
この日の議題は,夏休みの宿題はなくすべきだ,という意見に対して肯定派と否定派で戦いました。
肯定派は自主性を育てるために任意にした方がいいとか、期末テストが夏休み明けに控えているので、みんな結局、勉強することになるのでは?など意見をいい、反対派はそれに対する疑問や否定的な意見を投げ、また肯定派がそれに答える。次に否定派が宿題がないとちゃんと勉強しない人間がいるとか宿題によって勉強嫌いになる人がいるなら宿題の形ややり方を変えればいいなどの論旨を伝え、肯定派からの否定意見、それを受けての否定派からの意見と、先攻後攻に分けてディベート合戦が行われました。またその合戦に参加していなかった人間はギャラリーとしてその意見を聞いて、どちらがよかったかジャッジする役目があり、なぜそちらを支持したのか理由を問われるので、ギャラリーもちゃんと見る必要があります。
国語が言葉を学ぶ場とするなら、この受験は、まさに今の国語に求められていることなのだと思いました。

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