コーネリアスが新譜を出すそうです。

コーネリアスが新譜を出すそうです。タワレコの意見広告など話題になっています。
正直、コーネリアスは、邦楽のアーティストで新譜を楽しみにしている唯一のアーティストです。
もちろん予約しました。アマゾンで、というのは個人的にすごく残念ではあるのですが、それはコーネリアスとは関係ない話です。
さて、コーネリアス、オリンピックの騒動もあってリリースされた「夢中夢」は決してコマーシャルな内容ではありませんでしたが、すごく充実した内容でしばらく愛聴盤になりました。ポイントより後の作品の中では一番良かったのではないでしょうか。
それからまだ1年しか経っていないのに、新譜が出る、というのは正直驚きです。
コーネリアスはアルバムのブランクがめちゃめちゃ長いのです。1年のインターバルはソロデビューのファーストクエスチョンアワードから69/96以来、というかそれよりもさらに短いのです。だいたいのアーティストは歳を取れば作品を出すスピードも遅くなるものなのですが、これはいったいどういう風の吹き回しなのでしょうか。
個人的には、ファンタズマ〜ポイントのコーネリアスが最高なのですが、小山田圭吾の才能を持ってすれば、再び黄金期を迎えることができると信じています。というか,本当はヘッド博士の世界塔のタイミングもあるので,次に黄金期を迎えれば3度目で、JAM、スタイルカウンシル、ソロで3度の黄金期を迎えたポールウェラーのようでもあります。まあ、ポールサイモンみたいに何度も黄金期というかマスターピースを作るアーティストもいるので、小山田圭吾にもぜひそんなアーティストになってほしいものです。
あと、希望を言えば、そろそろメロディで勝負するような作品を作ってくれないかなあ、と期待しています。フリッパーズギターの頃から考えても決してメロディのいい曲がかけないわけはないのです。年齢もありますし、時代もあります。そろそろ音の魔術師ではない姿が見てみたいものです。

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