指示通りができない人たち

「指示通りができない人たち」という本を買いました。
教育本とかビジネス本とか読んでみて、なるほどと思うことはよくあることですが、うまくいくことがほとんどありません。というのは、やはりどういう風に伝えれば、成長させることができるのか、いろいろハウトゥが書かれていますが、その通りに伝えても、本に書かれているようには反応しないのです。
例えば、自分で決めさせたら自分からやる、とか。子どもや部下でも、途中で放棄したり、自分で決めたことをやったとしても成果が上がってないのに見直さなかったり。
考えてみると当たり前で、自分でも英会話が続かないとかダイエットが三日坊主で終わってしまうとか、自分でもなかなかできないことを子どもや部下に求めるのも…という気になります。
ただ、ハウトゥとかで優秀な人間のものばかりを相手に書かれても、という風にも思うわけです。本当に必要なのは、優秀ではない人をどうやって動かすか、上のレベルに上げるのか、というところなのです。
この、「指示通りにできない人たち」はもしかしたら、今までビジネス本などに抱いていた不満を解決してくれるのではないか、と思い、手に取ったのです。
まださわりしか読めていないので、自分が求めていたような本かはわかりませんが、そこに例として出ている話を読むとかなりビビリます。かなり極端な例が載っているとは思うのですが、私の出会った困った人の例みたいなのがいくつも出てくるので、そういう人が世の中には結構いるのだということを思いしらされ、ちょっと怖いと思いました。
人に教えられたら2回聞くのはギリギリありだとしても3回目はない、みたいな感覚で生きてきたところもあるので、いろいろカルチャーショックです。
人への伝え方ももちろん伝わってない可能性を汲み取りながら、いろいろしていかないといけないのだと思いました。

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