町田ゼルビアの監督

町田ゼルビアが活躍しています。
昨年J2で優勝して、今年、今のところ優勝争いをする快進撃です。
私はあまりサッカーには詳しくはありませんが、ベルディを応援する妻から聞いた話だと町田ゼルビアの監督は、元青森山田高校の監督で、青森山田高校を常勝集団に導いた名将なのだそうです。
コレ、なんか凄い話だと思いませんか?
プロ野球で言ったら、大阪桐蔭の監督が阪神の監督になるようなものです。
プロ野球ではなぜかプロ野球選手が監督になる、という慣わしがあります。プロサッカーの監督もプロサッカー選手だった人が監督をやっているような印象があります。もちろん、プロ野球の選手が監督になるというのは、プロ野球選手ほどプロ野球について考えている人はそうはいないでしょうから、ある意味、当然と言えば当然なような気がします。しかし、プロ野球選手出なかったとしてもプロ野球や野球の戦略に詳しい人がいてもおかしくはないとも思うのです。プロ野球選手になるためには身体的な才能が少なからず必要になりますが、その才能がなくとも良い監督や良い指導者になれる可能性は全然あると思うのです。ただ、選手にはなれなかったが監督としての才能がある人間かまプロ球団の監督になる道があるかというと、正直、野球でないように思います。選手が監督になるにしても名選手じゃなきゃ名監督になれないわけではないことは栗山監督が証明して見せました。しかし、サッカーでプロ選手にならなくてもプロ監督になることができることを、町田ゼルビアの黒田監督が証明して見せたのです。もしかしたら、私が知らないだけでそういう事例があるのかもしれないのですが、私はこの話を聞いて、感銘を受けました。
やはり、くだらない偏見をなくして適材適所を考えて高校サッカーの名将を抜擢した、その采配に感服いたします。

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