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団塊ジュニアの長男、西田家不動産 大分県竹田市の城下町と空き家、空き地のこと

空き家の所有者のボリュームゾーンは団塊世代。それを相続する団塊ジュニアとリンクしている。

戦後、昭和からずっと人口のボリュームゾーンであった団塊の世代が後期高齢者に徐々に移行する中、資産を保有する世代の更なる高齢化とその資産を相続する団塊ジュニア世代へとこれから相続する資産が増えていく流れになっていきます。

私もちょうど段階ジュニア世代にあたる48歳で、周りの知人友人も相続の話や、亡くなってから空き家をどうするかなどの話を聞く機会が増えてきました。私の親はまだ健在ですが、後期高齢者世代に入り、父が施設に入居、現実的に親の介護や、これからのことを考える時期に来ていることを感じます。

私自身は、2016年ごろから大分県竹田市にある実家であった祖父祖母の家を週末カフェGalleryとして活用したりと空き家の活用をしていたのですが、約10年前の空き家はまだまだ団塊の世代が元気で、空き家であっても活用する人はまだまだ少ないという感じがしていました。

その理由は個人によってさまざまですが、根本的に団塊の世代が資産があり、困っていない、空き家を活用することのほうがエネルギーと神経を使うのであまりやらないという風潮を感じたのを覚えています。

そんな時期を経て、いよいよ空き家、空き地、耕作放棄地、放置山林など、資産の負資産化がさらに加速していく中で、新たな資産の考え方や使い方が加速する可能性も感じているところです。

このあたりについてはコチラの記事を参考に。


団塊ジュニア世代は親の資産のことを早めに考えるべき。

私の親が持つ空き家もまた賃貸で活用を進めていこうと思っています。こちらは大分県竹田市にある築160年の家。通称グランパ。裏にはもう1件築50年の家があります。さらに、あと2件あります笑

築160年の家をセルフリノベーションしています。

大量に相続する資産。どうするか早めにきめよう!

団塊の世代は持ち家を持つこと、車を所有するなどモータリゼーションと経済成長の中で資産を増やしてきました。よって、それを相続する団塊ジュニア世代は、家も1件ではなく複数の物件、土地などの資産を相続することになると思います。

親がいつなくなるかなどは、予想できませんが、早めにこの問題について親族とは整理したり、話したりする機会を持つべきかと思います。最近は生前贈与を加速する制度の動きも出てきています。これにより経済を循環させることにもつながります。


シンプルに投資しよう。しっかりと物件を見極めて「投資」を早めにすべき。

相続する物件によっては、全く価値がない、活用しようもない物件も多くあると思いますが、活用できる資産は活用すべきを見極めて早めにシンプルに投資をすべきだと思っています。

これまでの空き家は、空き家であるけども貸せない、売れない空き家のほうが多かったのではないでしょうか?今後人材供給不足となる日本において、資産の価値はかなり落ちていくと思います。そもそも使える人材もいなくなっていく。

動かせる物件は今後は、買い取ったりして投資をして、投資回収することも進めていくのがいいのではないかと思います。特に公務員の方など、住宅としての投資や、店舗としての投資を借り入れにより実践できる可能性があります。

シンプルに投資すれば、損も少なくローカルだからこそできるリノベーションの価値の生み方もできるのではないかと思っています。
これからの空き家、空き地について、今年はプロジェクトを具体的に進めていこうと思っています。

2年前から進めている竹田空き地戦略本部の活動も再開して、知見を深めて広めていければと思います。



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