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西田家不動産、団塊ジュニア世代の「空き家考」

先日、友人が大分県国東市の商店街エリアに空き家再生の事務所を立ち上げたということで、お祝いに家族で行ってきました。

国東鶴川商店街エリアで空き家活用の事務所をオープンした友人のまゆねー

団塊世代(戦後ベビーブーム世代)が大量に住んでいた住宅が老朽化


団塊世代(戦後ベビーブーム世代)が大量に住んでいた住宅が老朽化し、空き家化がかなり加速すると思っています。さらに、地域ごとの経済状況、若年層の都市への集中、過疎化なども空き家の増加に影響を与えている可能性があると思います。

そんな不動産を相続する可能性がある団塊ジュニア世代は、空き家にどこまで関心を持っているか?相続するときになって動くのではかなり遅いし、活用できるものできないものの判断は早めにできるといいのではないかと思っています。

私自身も2016年ごろから実家の空き家を活用したプロジェクトをしていたこともあり、興味があるのと、私の世代(団塊ジュニア)世代、45歳~50歳前後の人たちが相続する空き家が増えるとことと、親世代である団塊の世代がいよいよ後期高齢者世代に入り、大量のストックが団塊ジュニア世代で相続または相続放棄といった流れが生まれてきそうなので、生前に空き家の活用する、しないを明確にする必要があるのではないか?と日々思っているところです。

私の親が司法書士であったこともあり、相続などについても多少詳しいこともあり、この問題については自分が相続する物件も含めて考えてきたいと思っています。

プリンが気になってしょうがない国東、鶴川エリアの空き家を使った再生プロジェクトをするスペースのオープニングパーティ。

今回、大分県国東町の鶴川エリアで、空き家を使いながら、新たな使い手にマッチングしていくスペースをオープンした友人の通称まゆねー。宅建の資格もとり、不動産屋さんもない小さな商店街エリアで、不動産再生を進めていくといいます。
案外こういった存在がこれからやっと、活躍できる気がします。これまで空き家にはなっているけど、貸してくれない、そもそも大家さんが困ってないなどの物件が多かったのが、これから団塊の世代が徐々にいなくなり、相続しても扱いに困る団塊世代に相続が進む過程で物件が動かしやすくなるのではと思っています。

今回のオープニングには、ほぼ知り合いで(笑)色んな「技」を持っている人たちが集まっていました。そんなメンバーのひとり、ムトーさんはムトープリンなる趣味を域を超えたプリンをふるまっていました(笑)

丁寧に漉されたプリン。美味。

西田家不動産プロジェクトのこと。


親が持っている不動産物件の近くに住んでいない、そもそも相続しても使わない物件については、新たな所有者に渡る仕組みが必要です。

よくあるのが、正月、お盆に実家に戻っているけど、普段は全くいないし、貸したり売る気もない物件。
これは地方にいくとかなり多いのではないかと思いますが、私の親の物件もその状態になっていました。こういった物件が、団塊世代から団塊ジュニアに相続がされるタイミングや、その少し前の段階で不動産を活用させるしかけがやりすくなるのでは思っています。


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