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SPLYZAと共に過ごすシーズン

こんにちは!
下書きを残していたものをアップしていなかったので、
少々書き加えてアップしたいと思います。
テーマはもちろん、スプライザを用いた活動について。
スプライザのご利用に興味がある方の参考になればと思っています…!

私のスプライザの利用環境

私は現在ドイツにてコーチ業をしているので、主に自分のチームの試合分析に関して、スプライザを使用しています(恐らく最も一般的な使い方かと)
その中で、他のチームと違う部分といえば、周りがドイツ人である事くらいです。笑
タグをドイツ語にすれば、ドイツ人スタッフとタグ付を行うことも可能ですが、皆さん自分の様に時間がある訳でも無いので…笑(ドイツの育成年代は本業を基本的には別に持つコーチが指導に当たっています)
流石に1人で90分のタグ付はタフだなぁと、体験利用時等に感じており、
思い切ってチームの分析を手伝ってくれる方を募ることにしました。(現在も活動してくださっているメンバーの方には本当に感謝しかないです…!)
こんな感じで、メンバーを募りました。

ありがたいことに、様々な方からお申し込み頂き、多少のメンバーの入れ替わりを経て、現在も10人ほどのメンバーの方が参加してくださっており、タグ付や、試合全体の分析等を行ってくれています!(静岡方面のチームのサポさんの割合が偶然多いのはここだけの話。笑)

具体的には90分の試合を、10分毎に区切って担当して頂き、範囲内の基本のタグ付と、こちらからのリクエストに応じたタグを付けて頂いています!

利用の為のポイント

我が分析チームでも永遠の課題とも言えるのですが、一番重要なのは、
実際に分析に利用する動画の質です!普段テレビ等でみるサッカーがどれほどわかりやすく親切に映してくれているのか、実際にホーム&アウェイで様々なピッチに撮影に赴く方なら分かっていただけるかと…笑
観客用のスタンド等があればかなり撮影しやすいのですが、実際そうした設備を兼ね備えたピッチは、育成年代では特に少ないですよね(学校の校庭であったり、河川敷であったり)
カメラに関しても、撮影スタッフがいれば任せられますが、そんな人員を割ける余裕は中々ないですよね…。
うちのチームも勿論そうです。
かといって、撮影しながらコーチングというのも大変で、カメラに翻弄される事になります…。
定点で撮影するには十分な高さと画角が必要ですが、それこそ中々理想的な環境はないですよね…
高さがない場所で撮影すれば、いかに監督が難しいアングルからチームの様子を見ているのかが分かる映像が撮れますが、分析に使うには如何せん不向きな映像になります…。
私もシーズンを通して試行錯誤を繰り返してきましたが、シーズン後半戦となり、ようやく一つの答えが見えてきました!(費用は結構掛かりますが…)


一つ目の神器はGoPro!(7か8であれば完璧です)
GoProで無くても画角の広いアクションカメラで構いませんが、私が持っているドイツで売っているまずまずのアクションカメラ の1080Pで撮影した時の画質と、GoProの1080Pだと、天下のGoPro様の方がクオリティが高かったです!とはいえ、重要なのは画角です!(定点で撮影する為に)

2つ目の神器はこちら!
巨大三脚です!
私が利用しているのはこちらの6mのものです(今調べたらもう一つ大きいのがあった…無念)
こちらであれば、ピッチから2−3m離れたところから撮影すれば、ピッチの90%以上の範囲をカバーしてくれます!(GoPro買わなくとも、最新のiPhoneをコネクタを噛ませて付けて超広角での撮影でも行けるかもですね)
持ち運びも可能な、収納時150cm程なのもGOODなポイントです!
これさえあれば、どんなピッチでも掌握出来る!?
日本だとBirodなんかも似た様な長さですよね!
お値段が多少しますが、長い事使えると考えれば、許容範囲の投資?になるのではと。
GoProは予備の電池必須です!(ドイツの寒空の下、1080P以上の画質で撮影すると、大体前半でほぼ電池が尽きます。ハーフタイムに交換しています)

こんな感じの映像が撮れますよ!(要領の都合でスクショにて)

スクリーンショット 2020-03-04 14.55.08

分析に至るまでの手順

動画の用意ができましたら(プロの試合等を用いる場合は上の撮影手順はいらないですね)、これをスプライザにアップロードします。
サイトにアクセスして、動画をアップロードを選択して、アップする動画を選ぶだけなので、楽ちんです。

スクリーンショット 2020-03-04 14.59.14

私にとっての大きなハードルは、ドイツの圧倒的な電波環境の悪さです。
アップロードに半日近く掛かります…
日本の通信環境であれば、その様な悲劇は起こらないのでご安心を。笑
アップロードが完了すれば、いよいよ動画のタグ付です!
タグ付に関しては、スプライザさんの分かりやすい説明があるので割愛いたします!
こちらのサイトから!
タグ付に関してはそれぞれのやり方で手法が異なると思うので、各々が使いやすい様にアレンジしていくのがベストです!
オリジナルのタグを用意したりするのも、楽しさの1つです!

実際の運用方法

私が運営している分析チームでは、タグ付した映像を用いて、
Slackを併せて利用したコミュニケーションをとっています。
私以外皆さん日本在住なので、中々タイムリーなコミュニケーションは難しいのですが、タグ付の完了報告であったり、映像を見ての気になるポイントだったりを、Slack内の試合毎に設けたチャンネル内で共有しています!
スプライザの映像内のポイントとなるシーンにネームタグ(自分のアカウントのタグです)を付けて貰い、どのシーンの話なのかすぐ確認出来る様にしています!
直接動画内に書き込みを入れる方法もありますが、うちでは監督が映像を編集無しで見て、ミーティングの中で質問を投げかけながら改善案を提案する形をとるので、映像にはタグ付けのみにしていて、解説をSlack内で行ったり、別途動画を複製したりしています!

タグ付をしてもらった動画をミーティングに用いたり、
選手にハイライトを送ったり、トレーニングの際に振り返りとして使ったり、様々な形で映像を利用しています!
ハイライトなんかは、選手達がめちゃくちゃ欲しがります。笑
自分の映像がハイライトになって何度も見れたら、選手はやっぱり嬉しいものですよね。(自分大好きな選手だと、試合終了後1時間くらいで、Toshi!今日の試合のハイライトくれ〜!と連絡してきます。笑)

Twitterでは、スプライザを用いて自身の応援するチームの分析を行っていたりするグループの方も見かけますので、有志を募ってそうした活動をするのも面白いですよね!
10人メンバーがいれば、月々の料金も10人で割れるのでお得です!
自分の好きなチームを徹底的に分析していくも良し、毎週気になった世界の試合を分析するグループも面白そうですね!

私のチームでも引き続き分析メンバーを募集しています!(来季ドイツのどこで何しているかは分かりませんが来季も継続したい…!)
興味のある方は、上記の記事リンクを読んで頂き、ご連絡ください!

まとめ

ざっくりと、スプライザを用いての自分の分析チームの話をさせて頂きました。
個人的には、これが無くなったらしんどいな…というくらい重宝しています。
タグ付により映像にすぐアクセスできるのは勿論の事、タグのデータを集計してくれる機能を用いればプレーの傾向も捕まえることが出来ますし、客観と主観の擦り合わせを行う為にも、かなり有用だなと。
選手との共有のし易さや、多岐にわたる使い方の可能性も含めて、自由度が高い部分も、非常に良いなと思います。それぞれがそれぞれの思う形で分析の運用が出来るのはスプライザを利用していて感じる大きなメリットです!
日本のブランドという所で個人的には日本で分析といえばスプライザ!となる様に勝手に願っていたりします。
縁あって、今シーズンはスプライザさんにサポートして頂き、ドイツでの分析活動の大きな助けになって貰っています。本当に感謝です!
是非、この記事を通してスプライザに興味を持っていただけた方は、無料体験も出来ますし、私の方でも定員はあるものの、分析メンバーを募集していますので、是非分析の世界に飛び込んでいただければと…!

まだ若干下書きのままの資料があるので、機を見て公開できればと…!
またの機会に!

追伸
本当はもっと画像や実際の動画貼りたかったけど、アップロード遅すぎて断念。笑

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TOSHI
サポートして頂いた費用は、現地での練習・試合視察の費用に活用させていただきます!よろしくお願いします!