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あれから1年も

今からちょうど1年前、8月の終わりからサンフランシスコ旅行をした。 THE NATIONALというバンドのライブを観にいくための、5日ほどの短い旅だったけれど、県境すらまたげない今年の現状を考えると本当に夢のような時間だったと感じる。1年前はむりやりお金と時間を捻出したけれど、今は時間とお金があったとしても難しい。「想い出のサンフランシスコ」というスタンダードナンバーがあって、原題は「I Left My Heart in San Francisco」、心をサンフランシスコに置き去りにしてきた、と歌われる。がんばって働いてまたサンフランシスコに行きたい。

今一番楽しみにしている映画は『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』だ。今やジェントリフィケーション(高級化)によって全米一家賃が高い街となったサンフランシスコ、昨年旅をしたときもとにかく物価が高くて「なんでこんなにお金がどんどんなくなるんだろう」とゾッとした。あの見目麗しいビクトリア朝の家に住めるのはどんな人なんだろうかと夢想したけれど、この映画はまさにそういうサンフランシスコの光と影を物語にして見させてくれそう。

5日間の旅を気ままに綴った日記を配信サイトnoteのマガジンにまとめた。自分で読んでウキウキした気分に立ち返るための備忘録のようなものだけど、そのキラキラした空気をおすそ分けしたい。秋にはどこか、電車や飛行機に乗ったりして(ドライブ旅でもいい)旅に出られたらいいな、と願いながら。

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