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夏の終わりとサンフランシスコ 2019【猫町旅日記】5

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サンフランシスコ2日目も長い一日。ミッションドロレスパークで風に吹かれたら体力復活。予定していいなかったミッション地区を歩くことにした。この日僕が歩いた距離を地図で眺めてみると、ちょっと尋常じゃない。フジロック一日分といってもイメージが沸かないだろうか。ノーチェックだった1-2-3-4-GO! Recordsはロック系の品揃えが嬉しいお店、ここでもカセットテープを購入。DOG EARED BOOKSも目に楽しい本屋さん、長い時間をそこで過ごしてしまう。翌日出くわすことになるALLEY CAT BOOKSはここの系列店。猫についての詩の本を購入。サンフランシスコでは猫に一匹も会わなかった。かわりに大型犬を散歩させている人がとにかく多くて、レコード屋さんのなかにも犬を連れた人がいるし、アニマルフレンドリーな街だなという印象を持った。

だんだん日が暮れてきて、今日の最後は前日に続いてまたスーパーマーケット。Rainbow Groceryはバルク、いわゆる量り売りで有名なオーガニックと地産地消のスーパー。「へええ」と声が出るほど広い。ここで買った量り売りのお茶(オーガニックラズベリーティーとかいろいろ)は友達へのいいお土産になった。最近日本のスーパーでも様々な種類のトマトを選べるトマトバイキング的なものがあるけれど、ここにはきのこバイキングがあった。アメリカの豊かさと鮮やかさを実感。しかしとにかく物価が高くて、ちょっとしたものにもお札がどんどん飛んでいって、ハッと目が覚めて冷静になる。つつましく、つつましく、と。

ピニャータという飾りを売っていて、調べてみるとメキシコのお祭りで使うものだったり、売り場によっては居住者たちのダイバーシティを改めて感じさせる部分もいたるところに。見たことのない地ビールがたくさんあってパッケージもデザインが面白くて、毎晩ひと缶の晩酌を楽しんだ数日だった。スーパーからダウンタウンまではさすがにUberで。もう足がパンパン。

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夕飯はホテルのそばにあったMASON DINER。いわゆる絵に描いたようなアメリカンダイナー、映画みたいでわくわくする雰囲気がある。昔みたいにステーキとかハンバーガーとかこってりしたもをあんまり食べなくなっている自分に時間の経過を感じつつも、この日はアメリカらしい夕食を。遅い時間にちょっと緊張しながらリカーストアでポテトチップスを買ったりするのもいい。2晩目となる宿もだんだん自分の巣のように感じてきた。さあ明日はフィッシャーマンズ・ワーフへ行ってクラムチャウダーを食べよう。(断続的にまだまだ続く…)

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