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娯楽映画研究所ダイアリー 2021年12月6日(月)〜12月12日(日)

12月6日 月曜更新!配信番組「佐藤利明の娯楽映画研究所」 MCU『エターナルズ』について語っております。

12月6日(月)『大忠臣蔵』(1957年8月10日・松竹京都・大曽根辰保)・『スパイダーマン』(2002年・サム・ライミ)

昨夜の娯楽映画研究所シアターは、歌舞伎「仮名手本忠臣蔵」をベースにした大作映画。

 初公開以来、十九年ぶりとなる『スパイダーマン』(2002年・サム・ライミ)をアマプラでスクリーン投影。トビー・マクガイアのピーター・パーカーの「のび太」っぷりがなかなかで、スパイダーマン誕生までのエピソード、そしてベンおじさん(クリフ・ロバートソン)の死。「大いなる力には大いなる責任が伴う」の名言。ハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコとの友情、その父・ノーマン・オズボーン(ウイレム・デフォー)が実験の失敗でヴィラングリーン・ゴブリンとして大暴れする。「仮面ライダー」世代にはすんなり受け入れられる設定で、MCU前夜のマーベル映画としては、いろんな意味で「入門編」になっていたなぁと。サム・ライミの演出は、緩急自在で、娯楽映画としては満点。ただ、MJをのぞいては・・・ キルスティン・ダンストがどうにも好きになれない。それは19年経っても変わらなかった。

12月7日(火)『元禄忠臣蔵 前篇』(1941年・松竹・溝口健二)

 日米開戦の一週間前、1941年12月1日に公開された、溝口健二監督『元禄忠臣蔵 前篇』(松竹)を久しぶりに。四代目河原崎長十郎(大石内蔵助)、五代目嵐芳三郎(浅野内匠頭)、三桝萬豐(吉良上野介)の方々も去ることながら、前進座、松竹キネマ、新興京都はじめ、戦時下の映画演劇陣総出演。壮大な松の廊下のセットもさることながら、腰の座った各シーンに惚れ惚れ。やはり傑作ですなぁ、前篇は。大石りく役の山岸しづ江さんが素晴らしい。武林唯七を演じる市川莚司(加東大介)さんの若々しさ!

12月8日(水)『元禄忠臣蔵 後篇』(1942年・松竹・溝口健二)・「ホークアイ」第4話・「大忠臣蔵」

 阿佐ヶ谷ネオ書房でYouTube「佐藤利明の娯楽映画研究所」収録。今回は「忠臣蔵」「ハワイ・マレー沖海戦」「変身人間シリーズ」「兵隊やくざ」を大いに語りました。構成や段取り、打ち合わせは一切なく、カメラが回る直前に、切通理作さんに「今回はこれを話します」とその場で決めている。なので本当に語りおろし。2020年5月から続いておりますが、今後ともよろしくお願いします。

 さて、今宵の娯楽映画研究所シアターは、1942年2月11日公開、溝口健二監督『元禄忠臣蔵 後篇』(1942年・松竹)。たとえ討ち入り場面がなくとも、富森助右衛門(三代目中村翫右衛門)の勇み足を、徳川綱豊(市川右太衛門)を諫めるシーンは、何度観ても素晴らしい。能を観にきた吉良上野介(三桝萬豐)を暗殺せんとする助右衛門を、能の衣裳のまま抑え込む綱豊。ここだけ「旗本退屈男 謎の能面屋敷」みたいな感じ^_^

そして「大石最後の日」のくだり、男装をしたおみの(高峰三枝子)が磯貝十郎左衛門(五代目河原崎國太郎)の真意を聞きたいと、内蔵助に十郎左衛門と会わせて欲しいと現れる。このシークエンスは、のちに東宝ダイヤモンドシリーズ『琴の爪』(1957年・東宝・堀川弘通)として映画化されている。いずれも、後篇の白眉!

ディズニー+「ホークアイ」第4話。予感はあったけど、ついにあのキャラが登場!テンションあがりますなぁ。二代目襲名への継承盃ならぬフローズンカクテル。『素晴らしき哉、人生』(1946年・フランク・キャプラ)のジョージ・ベイリーに涙するクリント! 面白いなぁ!

 三船プロ「大忠臣蔵」いよいよ大詰め。第43話「散りいそぐ義士」(1971年10月26日)第44話「敵を恋うる女」(1971年11月2日)は、赤穂浪士・小山田庄左衛門(中山仁)と、上杉家用人・鳥居利右衛門(大友柳太朗)の物語。居合抜きの達人のなかなかイイ話。大友柳太朗さん、桜町弘子さん、河津清三郎さん、岡田英次さんと、キャストが壮観! 

 史実の庄左衛門は、片岡源五右衛門から五両を盗んで出奔、脱盟者となるが、ドラマでは利右衛門の娘・おたか(梓英子)に惚れられ、大高源吾の頼みを叶えるために、利左衛門に頼み事をして脱盟。おたかと添い遂げる。

 ちなみに鳥居利右衛門も実在の人物で、吉良上野介の家臣。ドラマでは、千坂兵部(丹波哲郎)の右腕だった剣豪が、なぜ上杉家から吉良の家臣になったのか、小山田庄左衛門がなぜ脱盟したのかを、ドラマチックに創作。
池田一朗脚本が素晴らしく、この前後編で映画になるほどの名編。やっぱり、大友柳太朗さん、カッコイイ!

12月9日(木)『秘話ノルマントン号事件 仮面の舞踏』(1943年・松竹下加茂・佐々木啓祐)・『電送人間』(1960年・東宝・福田純)

 番匠義彰研究の一環で、番匠監督が助監督をつとめた『秘話ノルマントン号事件 仮面の舞踏』(1943年・松竹下加茂・佐々木啓祐)を10年ぶりに。明治29年、鹿鳴館時代、イギリス人の横暴に理不尽な思いをする法学の徒、佐分利信さんや、友人の徳大寺伸さんたち。佐分利信さんの許嫁は、西洋かぶれで鹿鳴館に入り浸り。ある日、英国船籍のノルマントン号が、嵐で大破。船長以下、乗組員たちは、日本人乗客二十五人を見殺しにして、ボートでにげしまう。裁判でもお咎めなし。

 佐分利信さんは、生き延びた中国人コックを保護、証言を重要証拠にしようとするが…戦時下の「鬼畜米英」感情を高めるために、イギリス人憎し、を前面に打ち出した国策映画。イギリス人も、もちろん日本人が演じているので、余計に茶番に感じるが、当時は大真面目に作り、観られてたんだろうなぁと。

 イギリス人船長を演じているのは山口勇さん。つまり斎藤寅次郎監督『和製キングコング』(1933年)の中の人。桑野通子さん、三浦光子さんが美しい。『ハワイ・マレー沖海戦』(1942年・東宝・山本嘉次郎)の奥野文四郎さんが特撮美術を手がけている。戦時下の特撮映画でもある。

 続きましては、Blu-rayで『電送人間』(1960年・東宝・福田純)。何度も観ているけど、やっぱり面白い。中丸忠雄さんの須藤兵長が不気味を極めていて、イカす! 怪奇スリラーという言葉がピッタリの活劇。多摩川園のお化け屋敷での銃剣殺人、軍国キャバレーDAIHONEIに集まったワルの目の前に現れる電送人間! アナクロで、適度な泥臭さは、東宝ギャング映画の味。


12月10日(金)『モスラ4K版』(1961年・東宝・本多猪四郎)・『スパイダーマン2』(2004年・サム・ライミ)

「午前十時の映画祭11」で待望の『モスラ』4K版(1961年・東宝・本多猪四郎)を堪能。冒頭、注意書きの後、画面が真っ暗になり、古関裕而先生の序曲が、ステレオで流れて期待が高まる。昭和36年の東宝映画の特徴である暖かみのある色彩が、4Kリマスターで実に美しく蘇る。展開やセリフは頭に入っているのだけど、眼前に展開される映像に没頭して、至福の1時間40分。ブルーバック合成での、切り抜きのエッジも、丁寧に補正されて、新作映画を観るような心持ちに。

 オリオン丸の災難のシークエンス。深夜の洋上を征くモスラの幼虫。海中からの光に反映されての巨体。かっこいいなあ。洋上のモスラ殲滅作戦の時の、一瞬画面に映り込む虹の虹彩! 横田基地から青梅街道を渋谷に東進するモスラのスケール感!渋谷の東急東横店、フルーツパーラーの入った紫苑会館が倒壊するミニチュアワーク!

 東京タワーに向かっていくモスラを捉えた空撮(ミニチュア)カットのスケール感! 円谷英二特技監督と精鋭スタッフによる特撮スペクタクルの至芸! これは芸術の域ですよ。

 そして、羽化シークエンスの美しさ。原子熱線放射器のパラボラ! 当たり前だけど、ちゃんとあった! 昔、池袋文芸坐地下で観たときに、羽化シーンが丸々なくなっていたので、いつも、構えてしまう^_^

 モスラの羽根の威力でジープが飛ばされ、水道管にぶつかる。しばらくして、亀裂した箇所から水が噴き出してくる。このディテールこそ、円谷特撮の醍醐味。

 ああ、素晴らしい。もっと大きなスクリーンで、音響環境が良い劇場で観たい。なので立川シネマシティへの期待がさらに高まります。

 画像は、今年、全国地方紙に連載した「ニッポン娯楽映画縦断」記事です。全50回のこの連載、本にまとめたいのですが、出版社、編集者の方、ご興味があれば、ご一報ください。

ニッポン娯楽映画縦断

久しぶりに柴又へ。葛飾柴又寅さん記念館で、盟友の画家・吉川孝昭さんの恒例となった個展へ。新作の数々を堪能しながら、久しぶりに寅友と語り合う楽しさよ。帝釈天の裏門に、なんとアノ落書きが! 右上に注目!

夜は、十七年ぶりに、サム・ライミ『スパイダーマン2』(2004年)をアマプラで観た。シナリオも演出も良く、トビー・マクガイアのピーターの「のび太」っぷりを堪能。アルフレッド・モリーナのドクター・オクトパスのイカれ具合も楽しく、なかなかの傑作。ただしMJを除いては…

12月11日(土)『スパイダーマン3』(2007年・サム・ライミ)

 昨夜の娯楽映画研究所シアターは、サム・ライミ監督『スパイダーマン3』(2007年)をアマプラで。観ていたはずなのに、記憶からストンと落ちていたので、なにもかも新鮮。前作があまりにも良くできているので、つい比べてしまうが、ヴィランのてんこ盛りは眺めていて楽しい。

 ピーターの叔父を殺した真犯人・フリント・マルコ(トーマス・ヘイデン・チャーチ)が脱獄。病気の娘に会いに来る。長谷川伸の股旅ものみたい^_^ でマルコは逃走中に、物理実験場に紛れ込んで、分子分解実験にまきこまれてサンドマンとなる。娘の治療費を出すために、強盗を重ねて、スパイダーマンと戦う。

 また、ピーターの親友・ハリー・オズボーン(ジェームズ・フランコ)は、まだピーターを父の仇と思い込んでいて、 ニュー・ゴブリンに変身して、スパイダーマンに闘いを挑む。

 さらに、ピーターの同級生・グウェン・ステーシー(ブライス・ダラス・ハワード)のボーイフレンドで、ピーターを出し抜いて新聞社カメラマンとなるエディ・ブロックJr.(トファー・グレイス)が、シンビオートに寄生されてヴェノムとなって、ピーターに闘いを挑む。

 しかも、最初、シンビオートはピーターに寄生して、黒いスパイダーマンがワイルドに大暴れ。とまあ、ヴィラン大戦に持ち込むために、話にいささかムリがある。それぞれのキャラ造形やスペックは良いのだが、肝心のヒロインMJのスペック

 が、どんどん劣化しているというか。ブロードウェイの舞台女優なのに、場末のスナックのおばちゃんみたいで、見ていてキツい^_^ 一作目からなのだけど、キスシーンがキタないというか、取って食ってしまいそうに、ガバっと口を広げるのはナントモハヤ(これは個人の感想です)。

 MJが、ヴェノムとサンドマンに攫われて、スパイダーマンとニューゴブリンがチームを組んで闘うクライマックスは、なかなか楽しかった。ヴェノム対スパイダーマン、もっと観ていたかった…

三船プロ「大忠臣蔵」もいよいよ大詰め。第46話「いずこの空や十四日」(1971年11月16日)。冒頭で、市川中車さん急逝で、弟・市川小太夫さんが吉良上野介役を演じることになったとご挨拶。十二月十四日に、吉良邸での茶会が開催され、上野介が在宅であることを確かめる。それを知るために、わざわざ大高源吾(御木本伸介)が、岡田英次さんの宗匠に弟子入り。その養女・十朱幸代さんと恋に落ちるも、彼女は上野介の落とし胤で、という運命の皮肉。しかも連歌で、日取りが伝えられる。なかなか良いエピソード。

12月12日(日)『アメイジング・スパイダーマン』(2012年・マーク・ウェブ)・『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』(1962年・東宝・稲垣浩)

 昨夜の娯楽映画研究所シアターは、何を今更かもしれないけど、お正月への準備ということで連夜の蜘蛛男再見で『アメイジング・スパイダーマン』(2012年・マーク・ウェブ)をアマプラでスクリーン投影。

 Macのブラウザでの再生はネット速度により停滞するので、最近はiPhoneをプロジェクターに繋いで「おやすみモード」にしてアマプラのアプリで再生。なので夜、電話のレスポンスが遅くなっているのはそういうわけです。iPhoneは、映画も見れるので、便利な魔法のアイテム(笑)

 さて、ソニー・ピクチャーズは、007の権利と引き換えに「スパイダーマン」映画化権を獲得したので、21世紀になって切れずに「スパイダーマン」映画を作り続けている。そのおかげで、今世紀に入って三人のピーター・パーカーの活躍を楽しんでいるわけだが。

 サム・ライミの三部作を、ここのところ再見して、マーベルコミックの映画化としてもよくできていて、このままトビー・マクガイアのピーター・パーカーが続いていても良かったと改めて思った。キルスティン・ダンスとのMJが足を引っ張らなければ、ぼくの中でももっと「好きな映画」になっていたと、改めて思った(笑)

 さて『アメイジング・スパイダーマン』は、アンドリュー・ガーフィールドがピーター・パーカーとなってのリブート版。なのでミッドタウン高校に通う、冴えない男の子が、ひょんなことから蜘蛛に刺されて特殊能力を身につける。という物語がリフレインされる。だけど前作とは違う世界の物語なので、ガール・フレンドはエマ・ストーン演じるグエン・ステイシー。『スパイダーマン3』ではブライス・ダラス・ハワードが演じて、MJの恋敵として登場。で、彼女は学校一の秀才で、オズコープ社のカート=コナーズ博士(リス・エヴァンス)のインターンを務めていて、今回はスパイダーマンの強力な助っ人となる。

 カート=コナーズ博士は、「スパイダーマン2」「スパイダーマン3」では、ピーターの通う大学の教授で、ディラン・ベイカーが演じていた。右腕を失っているが、穏やかな性格の先生だった。「スパイダーマン」の世界ではコナーズ博士は、ヴィランのリザードになるので「スパイダーマン4」があればヴィランになるのだろうと思っていたら、今回、金星竜イーマみたいにニューヨークで大暴れする。

 で、マーク・ウェブ監督版は、ぼくの好きなテイストのアクション映画になっていて、ピーターの性格も「のび太」というより「青春映画の悩める若者」的なので、観ていてイライラしない(笑)エマ・ストーンも美しく、変な嫉妬とか、癇癪も起こさないので、ヒロインとして機能していて、クライマックスのオズコープ社での戦いもいい。特に、前作ではジェームズ・クロムウェルが演じていたニューヨーク市警の敏腕、グェンの父・ジェームズ・ステイシー(デニス・リアリー)が、青春映画の若者が乗り越えなければいけない「ガールフレンドの父」として機能している。

 というわけで、原作コミックはアース616、サム・ライミ三部作はアース96283と、別な「スパイダーバース」の世界で、今回はアース120703である。なのでいくつものスパイダーマンがいる世界があるということが、今度の『スパイダーマン ノーウエイホーム』の重要なポイントとなる。

 それぞれ別個の映画だと思っていたら、ドクター・ストレンジによって、全部存在する世界になってしまうというわけ。で「なんでもあり」なんだけど、それを楽しみましょう。というMCUの新たな展開。過去の作品が別な意味を持ってしまうというのが楽しくてしょうがない。

 この「マルチバース」構想というのは、実に便利で「007」「忠臣蔵」「マルチバース」として楽しむことができる。Mは同じ役者がやっているけど、ボンドは違うとか、『赤穂浪士』の脇坂淡路守(中村錦之助)が「大忠臣蔵」にも登場することも説明できてしまう(笑)

 そんなことを考えながら、1962年版『忠臣蔵 花の巻・雪の巻』(稲垣浩)を見始めたら、ほら、吉良上野介(市川中車)が「大忠臣蔵」の前に、ここでも非礼三昧をしているじゃないか!と(笑)

夏から、ゆるりと観続けてきた、三船プロ「大忠臣蔵」(1971年)もいよいよ、元禄十四年十二月十四日。第48話「雪の十二月十四日」(1971年11月30日)では、浪士たち、それぞれの大切な人との別れが描かれる。フランキー堺さん演じる赤埴源蔵は、酒呑みで独身。思い人は兄嫁・小山明子さん。彼女ほどの女性はいないと独身主義。講談や映画でお馴染み「赤垣源蔵徳利の別れ」となるわけだが、いつもの兄嫁に疎まれて、というパターンを覆しているのがいい。フランキー堺さんの、寅さん的な純情ぶりがいい。

 第49話「南部坂雪の別れ」(1971年12月7日)は久々に、佐久間良子さんの瑤泉院が登場。亡き夫の月命日に、大石内蔵助(三船敏郎)が南部坂の屋敷を訪ねてきて、いよいよ討ち入りか、と喜ぶ。しかし、内蔵助は、瑤泉院から借りた借金の精算報告に終始。がっかりする瑤泉院。皆様ご存知、吉良方の間者が潜入しているからなのだけど。と、ここはいつものような、オーソドックスな展開。戸田局に東郷晴子さん。その裏で、柳沢吉保の命を受けた公儀隠密の頭領・加倉井林蔵(高松英郎)と、隠密でありながら、千坂兵部(丹波哲郎)と内蔵助に惚れ抜いたお蘭(上月晃)の暗闘の決着がつく。このエピソードがいい。当初は赤穂に探りを入れ、仇討ちを阻止させるのが使命だったお蘭が、内蔵助の人柄に惚れて、結果的に赤穂浪士に本懐を遂げさせたいと願うようになっていくドラマが「大忠臣蔵」のサイドストーリー。で、いよいよ第50話「討ち入り一」となる。



よろしければ、娯楽映画研究への支援、是非ともよろしくお願いします。これからも娯楽映画の素晴らしさを、皆さんにお伝えしていきたいと思います。