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新聞連載「ニッポン娯楽映画縦断」のお知らせ

 2020年5月1日(金)から秋田さきがけ新報、5月11日(月)から佐賀新聞、5月29日(金)から愛媛新聞、5月29日(金)から東奥日報で、5月30日(土)から新潟日報で、6月7日(日)から中国新聞、6月12日(金)から徳島新聞、6月16日(火)から山陽新聞、7月1日(水)から北國新聞、7月8日(水)から神奈川新聞で、6月から木曜に上毛新聞で、8月27日(土)から福井新聞で、10月7日(水)から信濃毎日新聞で、10月19日(月)から京都新聞で、佐藤利明の連載「ニッポン娯楽映画縦断」が週一回、スタートしております。

 このnote「佐藤利明の娯楽映画研究所」とほぼ同時期に企画した「改めて日本の娯楽映画、プログラムピクチャーとその時代を辿る」新聞連載です。この20年、CS、BSで戦前、戦中、戦後の日本の娯楽映画の数々を観られるようになり、名画座でも往時のプログラムピクチャーが上映されております。

 というわけで、共同通信社の方と「ニッポンの娯楽映画を改めて鳥瞰する企画」を以前から温めており、それが一年間連載、というかたちになりました。挿絵には、拙著「みんなの寅さんfrom1969」(アルファベータブックス)の表紙、挿画を描いてくれた漫画家・イラストレーターの近藤こうじさんにお願いしました。画像は第一回目の挿絵です。時代の勢いを見事にヴィジュアル化してくださいました。

第一回目での紹介文です。

【かつて人々を夢中にさせた日本の娯楽映画とスターの軌跡を、当時の社会状況を織り交ぜながらたどります】

一つのテーマで五回連続、十のテーマを予定しております。

第一部「クレイジーキャッツと植木等」(全五回)

(1)無責任男の誕生『ニッポン無責任時代』

(2)コミックバンドに転身

(3)革命的サウンド生む

(4)勢いあるキャラ開花 『日本一のホラ吹き男』

(5)圧巻の米国縦断ロケ 『クレージー黄金作戦』

第二部「森繁久彌の昭和史」(全五回)

(1)「腰抜け二刀流」37歳遅咲き銀幕初主演

(2)「社長シリーズ」2代目 スピード昇格

(3)戦後風俗映す文芸物 哀れなダメ男を名演

(4)モダンな「会社の喜劇」シリーズ33本 ドル箱に

(5)「駅前」は時代の記録 庶民感あふれる商店喜劇

21世紀の現在から昭和の娯楽映画の魅力を縦横無尽に語っていこうとおもいます。現在、ネットでニュースも気楽に読むことができるようになりましたが、通信社発の配信連載は、原則としてネット掲載されないので、SNSなどでの記事のアップできませんが、秋田さきがけ新報、佐賀新聞、愛媛新聞、東奥日報、新潟日報、中国新聞、徳島新聞、山陽新聞、北國新聞、神奈川新聞、上毛新聞、福井新聞、信濃毎日新聞、京都新聞の購読者の皆さま、どうぞよろしくお願いします。


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『ニッポン無責任時代』(1962年)より 植木等さん(イラスト・近藤こうじ)

佐藤利明「クレイジー音楽大全 クレイジーキャッツ・サウンド・クロニクル」(シンコーミュージック)

佐藤利明・著、近藤こうじ・画「みんなの寅さんfrom1969」(アルファベータブックス)



よろしければ、娯楽映画研究への支援、是非ともよろしくお願いします。これからも娯楽映画の素晴らしさを、皆さんにお伝えしていきたいと思います。