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『エンタツ・アチャコの新婚お化け屋敷』(1939年・齋藤寅次郎)その1

 昭和11(1936)年の『あきれた連中』(岡田敬・伏水修)に始まる「エンタツ・アチャコ映画」は、これで7作目となる。ちょうど一年前、松竹から移籍してきた「喜劇の神様」齋藤寅次郎監督との出会いにより、エンタツ・アチャコ映画が飛躍的に面白くなった。二人の「しゃべくり漫才」のおかしさだけでなく、齋藤寅寅次郎監督のナンセンス映画の感覚が加わって、映画における「エンタツ・アチャコ」の可能性が大きく広がった。

 この『新婚お化け屋敷』が公開されたのは昭和14(1939)年7月。すでに日中戦争は泥沼化され、昭和15年、皇紀2600年記念「東京オリンピック」は開催を返上、東京で開催予定だった万国博覧会も中止が決定。日本は挙国一致の戦時体制へと一気に突き進んでいく。そんな時代に、徹底的にドライでナンセンスなコメディの傑作を生み出した齋藤寅次郎監督は、本当に素晴らしい。エンタツ・アチャコの面白さを引き出し、横山エンタツの稀有な才能を最大限に活かすことができた。

 僕はこの映画を四半世紀前、森卓也さんに見せて頂いた。ボロボロの上映プリントをテレシネしたテープで、所々フィルムが欠落しているが、そのおもしろさに仰け反った。その後、東宝のキネマ倶楽部でソフト化のお手伝いをして、2000年の「秋田コメディ映画祭」で、やはり齋藤寅次郎&エンタツ・アチャコの『東京五人男』(1945年)共に、秋田県金浦町の映画館・港座で上映した。この日の朝、実行委員だったカミさんと出会った。映画祭でご一緒した大林宣彦監督から『新婚お化け屋敷』上映を、お褒め頂き、その夜、齋藤寅次郎監督の話を大林監督とたっぷりしたことが昨日のことのようだ。

 ある時、オールタイムのコメディ映画のベストを選出することになり、僕が迷わずに選んだのが、植木等『ニッポン無責任野郎』(1962年・古澤憲吾)、渥美清『続・男はつらいよ』(1969年・山田洋次)、そして『エンタツ・アチャコの新婚お化け屋敷』だった。それほどこの映画は、時空を超えて面白い。僕が横山エンタツさんに魅了されたのは、この映画での一挙手一投足、全てのセリフ、初見の感覚でいうと「戦前とは思えない」ほど新鮮なギャグの数々だった。というわけで、今回は娯楽映画研究所として、徹底的にこの作品について、アプローチして行こう。

 齋藤寅次郎とエンタツ・アチャコの前作『水戸黄門漫遊記』は、時代劇、東宝京都撮影所の作品だったが、今回は東宝撮影所。脚本にも、原案にも、セリフにも、これまで参加していた座付き漫才作家・秋田實は参加していない。脚本は小國英雄。日活太秦撮影所の助監督から、脚本家となり昭和8(1933)年『モダンマダム行状記』でデビュー。日活多摩川時代は、杉狂児『のぞかれた花嫁』(1935年・大谷俊夫)、アノネのオッサンも出演した『ジャズ忠臣蔵』(1937年)など、ナンセンスな喜劇を得意としていた。東宝に移籍してからは『エノケンの法界坊』(1938年)で齋藤寅次郎監督と組んで、『ロッパの大久保彦左衛門』(1939円)など次々と寅次郎喜劇をサポート。いわば、この頃では「判っている人」だった。特に、昭和14年の活躍がすごい、大傑作『エノケンの頑張り戦術』(9月19日・中川信夫)、『エンタツ・アチャコ・虎造の初笑ひ国定忠治』(12月29日・齋藤寅次郎)の脚本を手がける。そしてこの間、初監督作品『ロッパ歌の都へ行く』(10月10日)を発表している。いわば、喜劇映画のヒットメイカーだった。

 では、小国英雄が、ギャグに目が届く人だったのか? 独創的な笑いをシナリオに持ち込むことが出来た人なのか? それはなんともいえない。むしろ、のちに黒澤明監督の名作『天国と地獄』(1963年)、『赤ひげ』(1965年)、『どですかでん』(1970年)、『乱』(1985年)を手掛けているが、黒澤明とは戦前からの盟友で、その構成力を買われてのこと。おそらく齋藤寅次郎に重用されたのも、監督やエンタツさんのアイデアを、うまく映画のシナリオに落とし込むテクニックがあったからだろう。

 この『エンタツ・アチャコの新婚お化け屋敷』は、実にシンプルな構成である。タイトルにあるように、横山エンタツは新婚で、田舎から妻(霧立のぼる)とその父(川田義雄)を呼び寄せるために、新居を探している。そこで、旧知(かどうかは不明)の花菱アチャコ・三益愛子夫妻の家に転がり込んで、仕事を得て、新居を探したら「家賃10円」の破格な物件を発見。ところがその家は、幽霊が出るお化け屋敷だった。というもの。つまり、タイトルに内容のすべてが詰まっている。まあ、ただそれだけの話なのだけど・・・

 このシチュエーションに、横山エンタツという「ワンダーなコメディアン」を投入することで、様々な化学変化が起こるのだ。というか、横山エンタツの面白さを、映画的に最大限に活かすためのシークエンスを次々に用意して、それがいちいち面白い。さらに「漫才映画」という基本に沿って、エンタツ・アチャコの「しゃべくり漫才」を、とことん追求して、その答えのような作品になっている。

 エンタツのボケとアチャコのツッコミ。この「ボケとツッコミ」が、それぞれ相手を変えることで、見事に入れ替わっていくのである。明確な漫才会話は「エンタツ・アチャコ」だが、ドラマの中での登場人物の2ショットの会話が、漫才の呼吸で撮られている。ざっくりとだが、こんな感じである。

(1) エンタツ(ボケ)・三益愛子(ツッコミ)
(2) エンタツ(ボケ)・アチャコ(ツッコミ)
(3) アチャコ(ボケ)・三益愛子(ツッコミ)
(4) アノネのオッサン(ボケ)・三益愛子(ツッコミ)
(5) 川田義雄(ボケ)・エンタツ(ツッコミ)

 この5つのボケとツッコミの会話の合間に、エンタツ・アチャコの漫才会話がふんだんにインサートされていく。これが今までの「エンタツ・アチャコ映画」とは大きく違うところ。二人の会話の面白さを追求していくうちに、このスタイルにたどり着いたと思われる。大きな進化である。それでは、始まり始まり・・・

【タイトルバック】

原作・益田甫 脚色・小国英雄
製作・瀧村和男
製作主任・小田基義
撮影・三村明
録音・片岡造
装置・北達雄
照明・岸田九一郎
編集・岩下廣一
音楽・松平信博
演奏・P C L管弦楽団

配役
石田・横山エンタツ
女房澄子・霧立のぼる

藤木・花菱アチャコ
女房しん子・三益愛子

泥棒・高勢實乘
工場主・山田長正
ベンタの親爺・中村弁公
その女房・京町ふみよ
長屋の男・若宮金太郎
その女房・伊村利江子
家主・土屋守
酒屋の小僧・大村千吉
魚屋・福地悟朗
澄子の父大五郎・川田義雄 吉本興業専属 ミルク・ブラザース

【石田、藤木の家の屋根を直す】

 穏やかな天気、東京の住宅街を見下ろす丘で、のんびり横になっている石田(エンタツ)。ラジオから「天気予報をお伝えします。低気圧が横に外れましたから、当分はお天気が続でしょう」「今日も明日も良いお天気です」と告げると、いきなり土砂降り。慌てた石田、被っていたカンカン帽を、どこかにしまおうと、上着のポケットに(入るわけないと観客のツッコミたくなる)入れようとしたり、ステッキを持て余して、挙動不審な動きをする。この二つ以上の物を持ってパニックになる、という幼児のような動き。エンタツさんのお得意で、ラストにも活かされている。・

 慌てて路地に入ってきて、ベンタ(傘修繕)屋の軒先で雨宿りをする石田。ふと見ると、開けた扉の向こうでベンタの親爺(中村弁公)が「おい、いっぱい行こう」「さあ、どうしたんでね」と手招きをする。ご馳走になれると喜んだ石田、その家の座敷に上がり込むと、なんのことはない、親父は女房(京町ふみよ)に手招きしていた。という笑い。

親爺「なんだお前は!人の家に黙って上がり込んでくるやつがあるかい!」

 この親爺を演じた中村弁公は、P C L映画初期から数々のコメディに出演。「ヤブニらみの辯公」のニックネームで活躍。斜視の親爺が、エンタツさんに語りかけていると思わせておいて、家の中の女房に声をかけていた。と言う今では、N Gの危ない笑い。これも齋藤寅次郎の典型的ギャグ。

 追い出された石田。ベンタの軒先の看板代わりの傘を指して歩き始めるが、傘は軒先にぶら下がっているので、数歩歩いたところで、ビヨーンと戻ってしまう。このリフレイン。子供たちには大受けだったろう。チャップリンやキートンのサイレント映画のようなギャグ。サイレント喜劇のように、エンタツの動きと、視覚による「勘違い」の笑いが展開される。まずはエンタツの不思議な身体の動きの間(ま)で笑わせてくれる。

 その頃、藤木の女房・しん子(三益愛子)は、雨漏りに悩まされている。「嫌だわ、大家さんがケチケチして、ちっとも屋根を直してくれないし。本当にやんなっちゃうわね」と家で傘を差している。そこへ石田、いきなり藤木宅に上がり込んでくる。

石田「ボク、直してあげましょうか?」
しん子「あら、そうですか、すいませんわねぇ。じゃ、お願いします」
石田「ちょっとお尋ねしますがね。あなたはなんですか? ご当家の奥さんですか?娘さん?」
しん子「ま、嫌ですわ。そんなことどうだっていいじゃありませんか」
石田「どうだっていい、と言うところを見ると娘さんでしょ。それがはっきりわからないと、屋根の直し方がいろいろありますからね」

と、取り入る。満更でもないしん子。ここまでは、しん子、猫を被って、優しい美人の奥さんと言う感じである。

 トタン屋根に上がった石田。お尻をクイ、クイっと持ち上げて、屋根の上の方に上がるも、すぐにツーっと滑って落ちていく。この繰り返し。サイレント喜劇のようなエンタツの動き。とにかく奇妙でおかしい。しまいに立ち上がって、滑りながらも駆け上がっていく。この家、トタン屋根なので雨漏りがひどい。

 やがて、ものすごい音がして、石田は軒先に落ちる。そこに通りかかった人力車がひっくり返って、客と俥夫も放り出されてびしょ濡れ。それでもエンタツ、うろたえることなく、何事もなかったのかのように人力車を直して送り出す。そこへ、しん子が出てくる。

しん子「あなた、私のために本当にすいませんでした」
石田「ボクは、あなたのような美しい娘さんのためだったら、どんなことでもしますよ。」
しん子「じゃあ、もう一度直して頂けますでしょうか」
石田「あの、あなた、ボクの気持ち判ってくれるでしょうか?」
しん子「気持ちってなんですの?」
石田「あの、飯をいっぱい食わして頂きたいんです」
しん子「ああ、ご飯ですか? そんなことならお安い御用ですわ」

 再び屋根の上。隣の家の瓦がごっそりなくなっている。隣の家から「大変よ、雨が持ってきたわ」と大声が聞こえて、「大変だ」「雨だ雨だ」と大騒ぎのようだ。なんと石田が、隣の家の瓦を持ってきて、藤木の家のトタン屋根に並べている。しかし豪雨のなか、瓦がツルツルと滑って、それを懸命に抑えようとするが、収拾がつかずに石田大慌て。

 その頃、藤木の家の茶の間では、しん子が「あら、もう雨が止まちゃったわ。あら、馬今ねぇ。あの人屋根屋さんかしら」と感心していると、ものすごい音と共に、雨、瓦が落ちてきて、続いて石田が落ちてきて、豪快に尻餅。もうドリフのコント状態である。ここで表場が一変。

しん子「なんですね、あなたは! 直す、直すって、こんなに穴が空いちゃったじゃないの!」
石田「すんません(屋根を指差して言い訳しようとするも)」
しん子「すんませんじゃないわよ。早く帰んなさいよ」
石田「落ちたんです」
しん子「早く帰って頂戴よ。早く(そのへんの物を投げつける)」
石田「(ほうほうの体で出ていく)」

【藤木、石田とバッタリ再会】

 雨の中、慌てて外に飛び出した石田が、出会い頭にぶつかったのが藤木。

藤木「気いつけいよ、ホンマに・・・あ、お前やないか」
石田「おい、わあ、ゴキゲンさん」
藤木「石田やないかい」
石田「しばらくやったなぁ」
藤木「はいな。変わらんなぁ」
石田「ありがとう。」
藤木「はいな。いつも元気やな。結構、結構」
石田「ホンマに長いこと会わんなぁ」
藤木「なあ」
石田「もう、600年ぐらいになるか」
藤木「何?」
石田「600年」
藤木「いや、600年も経ってへんがな。しかし、まあ、変わらんな」
石田「(手を藤木の腰のあたりに広げて)これぐらいの時分に別れたんだよ」
藤木「ホンマにまた小さかったな」
石田「小さかったねぇ」
藤木「ホンマにまた小さかったね」
石田「まだ、あの頃は、耳が生えてなかっただろ?」
藤木「そう、あの時分には耳が確か・・・コラ!」
石田「片っ方は生えて・・・」
藤木「なんや、片っ方って、両方生えとったがな。ウサギみたいに言うな」
石田「もう、忘れてしもた」
藤木「変わっとらんな」
石田「君は変わっておりませんぜ」
藤木「あれからやったら、相当変わっとるわ」
石田「いや、それは、そう謙遜して頂いたら」
藤木「あ、そうか」
石田「(藤木の顔を指差して)こういうところなんかあるな」
藤木「子供の面影あるわい」
石田「幼年時代のですね。こう、目ぇが左右にあるところなんか。目の球がね」
藤木「ほうか、不思議なね。目の球が左右に・・・当たり前やないか」
石田「はあ」
藤木「目の球が左右に開いたんがな。そんなもん君、瞬間に寄ったらややこしいことになるがな」
石田「変わっとらん」
藤木「変わっとらんて、当たり前やがな」

というわけで、二人の漫才、絶好調である。

石田「実はね。今度妻君貰ったんです」
藤木「おかみさんをか。やっぱり、締まる時分には、締まらないかんわ。ああ、めでたいめでたい」
石田「それでね。いざ、ボクが先に東京へ乗り出してね。ボクが出世してからね。そしてこっちに女房を呼ぶ。こういう約束で来たんです」
藤木「そら、結構なことや、結構、結構、ええ心がけや」

 ここで石田の目的が明かになる。そこで、石田は藤木の家に案内されることになる。今まで延々話していたのが、ベンタ屋の向かい、藤木家の隣の玄関口だったというもおかしい。

【石田、再び、藤木家に・・・】

 先ほど、石田に滅茶苦茶にされた茶の間をせっせとかたずけるしん子。藤木が旧友に再会したからと、石田を案内してくる。「これがボクの家内」と紹介され、何度か頭を下げてあいさつをする石田としん子。なかなかタイミングが合わず、お互いの顔を見ていない。ここも子供たちには大受けだったろう。

しん子「ま、あなた。この人ね。うちの屋根抜いた人ですよ」
藤木「何をすんねんな、君はまたもう」
石田「いや・・・それが」

 フレームアウトしていたしん子が番傘を持ってきて「このやろう!」と石田に殴りかかる。止めに入った藤木の頭をポカリ。「あら、ごめんなさい。大丈夫」「ああ、ええあんばい」この間も絶妙。藤木には猫撫で声で、石田には「早く、出てらっしゃいよ!」とすごい剣幕。もう三益愛子、大爆発である。エンタツ・アチャコのコンビに、三益愛子の恐妻が加わって、トリオ漫才のようなやりとりが展開していく。

 この『新婚お化け屋敷』がおもしろいのは、従来のエンタツ・アチャコに加えて、最強のツッコミ役として三益愛子が加わったこと。

しん子「(石田に)出てらっしゃいよ!」
藤木「ちょい待ち。久しぶりに逢うてんやから」
しん子「じゃ、なんですか、あなたは女房が大切なんですか? 友達が大切なんですか? どっちなんですか?」
藤木「そんなこと、言わないでも、わかってるがな」
石田「そらあ、友達が大切です」
しん子「あなたは黙っていらっしゃいよ。あなたに聞いてるんじゃありませんよ」
石田「はい」
藤木「そら友達の方が大切やがな」
しん子「じゃ、あなた、私がどうなってもいいと、おっしゃるの?」
石田「そりゃ、女房の掛け替えはあってもね。友達の掛け替えはないからね」
しん子「あなたは黙っていらっしゃいたら!」
石田「はい」
しん子「どうなんですよ。あなた!」
藤木「そら、女房はどうでもかめへん・・・いや」
しん子「じゃ、なんですか、あなた。私はどうなってもいいとおっしゃるの?」
藤木「(アタフタとする)」
石田「無二の親友ですからね。無二の親友ってのは、掛け替えのないってことですからね」

怒ったしん子、出ていこうとする。止める藤木。その頭を押さえつける石田。冷酷無比な無責任男である。

石田「君は女に脆いな。(しん子に)堂々と出て行ったらいい。堂々と。あなた好きなところへ行きなさい。(藤木に)君にまた、綺麗な女をボクが世話してやるよ。安心せい」
藤木「安心せいって」
しん子「あなた、止めないの?」

 藤木夫妻絶体絶命のピンチ。石田は平然とお膳の前に座って、ご飯をよそって食べようとしている。植木等の無責任男を遥かに超える無責任ぶりである。辛抱たまらないアチャコに、三益愛子が駆け寄り「あなたなしでは」の替え歌を歌い出す。

♪よくも言ったね そんなこと(このやろう)
 こんな阿呆におだてられ 私と別れるつもりなの(そんなことあらしめへん)
 あたしゃ 畳じゃありません(ごもっともです)
 あなた それでは あんまりよ(ああ、気の毒な)
 あの日 あの時 あの言葉 思いだても頂戴な(思い出すなぁ)
 お前と一緒に なれぬなら
 死ぬと言ったじゃ ないかいな
 あなたそれでは あんまりよ

 と、しん子が歌っているうちに、藤木はデレデレ。後ろで黙々とご飯を食べていた石田。リズムに乗って、立ち上がり、バケツを持って、歌に合わせて調子をとって、踊り出す。この珍妙な動きがまたいいのだが。歌う三益、照れるアチャコ、踊るエンタツ。3人のそれぞれの動きが、なんともおかしい空間を生み出している。

 これが映画が始まって8分の滑り出しで『新婚お化け屋敷』は、次のシークエンスへと展開していくが、この続きはまた次回ということで。


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