人は失敗を恐る生き物。これは必然です。【14章】
僕の記事では、地方行政の発展には、どのような取組みがあれば改善されるのか。というテーマについて配信しています。
このテーマについて書くのは、これで13回目です。なのでタイトルに記載があるよう14回目=14章にしています。
地方に興味がある人
何か事業を行っている人
SNS情報発信の方法について学びたい人
このような方から、読みやすい!学びになる!と有難い声を頂くことができているので、興味のある方はぜひ読んでみてくださいね。
※いつもみてくれている人は、お気づきかもしれませんが、タイトルの付け方を変えてみました^^
これからは細部から少しずつ変化させていこうと思います♪
それでは、早速本題に参りましょう。
人は誰しも損を出したくないと思いがち
この言葉の通り、僕もそう思う一人です。
誰だって得(ラッキー・お値段以上、という感じ)をしたら喜ぶものだと思いますし、得であればいくらでも引き寄せたいですよね。
そりゃそうだ。笑
でも、損であれば話は別です。
この心理状態を祭りのくじ引きで例えてみましょう。
くじに挑戦する子供たちの心理状態と言うのは、
『くじ引きをしたい!』
と思うきっかけが必ずありますよね。
”きっかけ” というのは、おっちゃんが屋台の奥にいて、そのおっちゃんの周りに子供たちが『くじ引きしたい!』と思わせるような品がぎっしり並べられている状態のことを指します。
つまり、この状態がつくりだされるから、1回500円のくじ引きだとしても、この金額以上の商品が当たれば得をするから『よし!チャレンジしよう!』と子供ながらに思う訳です。
でも祭りでは、くじ引きをして商品獲得できる屋台が複数ある中で行列が出ている屋台がないということも想像に難しくないはず。
で、ここからが肝心で、あなたに考えてもらいたいことがあります。←これも地方行政・実店舗経営の発展につながる考えです^^
果たして祭り一番の屋台行列を意図的に作る方法はないだろうか?
という問いです。
マーケティングを学んだことがない人でこれに気づけたら、もうね、センスありすぎです。笑
というぐらい、この問いに即答できる人なんてのは極々少数なのでご安心を^^
もし即答できた人は、確認の意味を込めてこの先を読み進めてくださいね。
損が嫌なら損する仕組みをぶっ壊せ
大切なことなので何度も伝えますが、大人、子供に共通して損は嫌ですよね。であれば、くじ引きを引いて1回500円払っても、誰もが500円以上の価値あるものだと感じる商品をもらえると、めちゃくちゃ人気になる可能性があります。
※分かりやすく伝える為に、『それ、非現実的だわ』というような意見は受け付けておりません。更に、この手法は、業種によって柔軟に様々なサービスに変換することが可能なのも面白いなぁと思ってもらえるはずです。
では、早速事例を伝えますね。
まず、祭りで(くじ引きできる店)が偶然ではなく、必然的に人気店になるには、500円くじに支払っても損をすることが100%ない。という状態に限りなく近くすることが大切です。
よくあるのは、くじで外れても見るからに安っすそうなおもちゃを貰えたり、駄菓子を貰えたりしますよね。
要は、クレーム防止策の一環です。
少し話がそれますが、人間心理として
あなたがAさんに何かをあげて、Aさんがあなたに何かお返しにあげる。
これをすることで、Aさんは何も貰わない時より嬉しい気持ちなる確率が上がる。という何ともテクニカルな話です。でも、日常的に自然と多くの人がやったことのある事例だとも言えます。
話を戻しますね。
↓この話をしていました。
祭りで(くじ引きできる店)が偶然ではなく、必然的に人気店になるには、500円くじに支払っても損をすることが100%ない。という状態に限りなく近くすることが大切です。
この文章で言いたいことは、500円支払ってくじ引きにチャレンジしたら絶対に500円のクオカードが返ってきます!
さすがに胡散臭いですが、笑
本当にそんなことがあれば、くじ引きにチャレンジする子供たち、もしくはお金を出す親は、チャレンジしやすくなりますよね。
もちろん、現実的な方法と呼べないのは僕も同感です。が、絶対にチャレンジする状態を作り出すことは難しくとも、
気軽にチャレンジできる状態を作り出すことが大切
なんですよね。
この考え方は、美容室・飲食店でよく使われているので、あなたも利用した経験もあるかもしれません。
ホットペッパー、ホットペッパービューティーといったサイトがいい例で、必ずと言っていいほどクーポン(値引き)がついています。
「初回の人には、お試し価格でやすくするから一度試しにきてね^^」
という、お店側にも利用者側にもメリットのあるテクニックです。
ただ、しっかりと戦略を意図的に考えないと、気づいた時にはクーポン目当てのお客さんばかり集まり、リピートに繋がるケースが皆無という話は、何も珍しくありません。
なぜなら、僕が髪を切りたい時、そしてホットペッパービューティー利用者で、よく利用する駅周辺にホットペッパービューティーを利用している店舗が複数掲載されているとするのであれば、1つの店舗に拘る必要はないからです。
しかも、美容師側も利用者側も初対面で、過去一番気に入るヘアスタイルやカラーになるのは難易度が高い。
でも、あることを意識し取り入れるだけで初回来店からリピートに繋げる確率を爆増させることが可能です。
これは、美容室の店長又はオーナーの権限で即実践可能ということもメリットとして上げられるでしょう。
詳細は、どこかのタイミングで配信しますね。
僕の記事を読んでくださる大切なあなたへ
今回の記事14章では、前回の13章に続いて、地方行政の話!というよりは、実店舗経営者向けの話に聞こえたかもしれません。
ですが、地方創生に向けて本腰入れて取り組むのであれば、今回お伝えした内容と前回13章の記事での内容はぜひ覚えておいてもらえると、今後地方行政に関する配信内容の理解度がグッ!と上がります。
13章、14章で伝えたこと
13章では、人は失敗を恐る生き物だ。ということを伝え、
本章(14章)では、人は損をしたくない。得ならいくらでもしたい生き物だ。ということを伝えました。
つまり、人はわがままである。
ということがわかると思います。笑
でも、その本音を配信者自身が認識しているからこそ、人の役にたつ情報発信ができ、経営ができるようになると思うんですよね。
僕が過去出会った人の中では、このことを無意識的にやってる人もごく稀にいますが全員が全員そうではないと思います。
だからこそ、僕の配信から何か少しでも気付きを得て頂ければ純粋に嬉しいです^^
とはいえ、いいかげん地方行政の実例がないとイメージしにくいと思うので、次回の章では、行政が即取り組める施策を伝える予定です。
13章・14章で伝えた、人間心理を理解してもらったタイミングだからこそ伝えることが出来る、そんなお話です^^
今回は長くなってしまいました汗
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
■今日の一言
マーケティングは
繊細なものであり、
複合的に多角的に
思考することが大切だ。
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