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医学部学士編入試験の費用は◯十万円【KALSは受講するべき?】

医学部学士編入試験には、多額の費用が必要です。
私のように自腹で受験している学生は特に、不必要な出費は少しでも抑えたいですよね。
この記事では、私が医学部学士編入試験に費やした費用の総額と、その内訳だけでなく、不必要だと思った教材なども紹介します。

医学部学士編入試験で9校出願した時の費用総額

医学部学士編入試験において必ず必要である費用は、出願費用と大学に向かう際の交通費および宿泊費です。
これらの費用は当たり前ですが受験校の数に比例してかさみます。

私は9校出願し、実際に8校受験しました。
医学部学士編入試験は1年に10校程度受けるのが普通なので、多くの人の参考になるのではないでしょうか。
極力、夜行バスやLCC等を利用しましたが、それでもこれぐらいの交通費は必要です。

私が医学部学士編入試験に費やした総額は、832,153円です。
途中までは貯金を切り崩していましたが、前半校で費用が尽きたため、仕方がなく親に受験していることを打ち明けて援助を頼みました。
内訳は以下の図の通りです。

KALS単価受講し、10校程度受験すると100万円弱は軽く飛びます。
実際に受験する前に、100万円〜150万円ほど資金を確保しておくと良いでしょう。

医学部学士編入試験において予備校サービスは利用すべき?

内訳を見ていただくとわかりますが、受験費用の1/3はKALSに使っています。
KALSの費用の内訳は以下の通りです。

KALSは何かしら受講するのをおすすめします

医学部学士編入試験において一番重要なのは情報なので、KALSに入らない選択肢は現時点ではあまりおすすめしません。
しかし、高価なので人によっては受講するのが難しい場合もあるでしょう。そのような人の為に、4科目型受験校の過去問分析等を行っていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

個人的な意見ですが、KALSの受講はマストだと思いますが、KALSの生命科学講座に関してはそこまで受講する意義を感じられませんでした。
理由は後述します。

模試に関してですが、正直偏差値はそんなにあてになりません。このnoteでお話ししたように、医学部学士編入試験を受験されている方の筆記力の分布はとても歪です。
そのような母集団で偏差値を算出したところで、あまり意味のある数値になるとは思えません。
返却までに時間がかかりすぎて復習もしにくいので、そんなに受ける意義を感じられませんでした。

テストバンクに関してですが、現状の生命科学のアウトプット教材としては個人的に一番良いと感じています。
しかし、UIが使いにくかったため、私はすぐに使わなくなりました。
1週間しか使用していないのに3万円を払ったのは勿体なかったです。

GHS会の解答サービスは利用すべき

医学部学士編入試験の問題を解けるようになるために本質的な理解はほとんど必要ありません。
過去問の解き方を暗記するだけで、多くの大学の問題に対処できます。

医学部学士編入試験の過去問の解答を自分で作成することも可能ですが、時間を要しますしその時間が勿体ないです。
GHS会が解答を販売していたため、それで解答をチェックし、解けなかった問題に関してはその解法を丸暗記していました。

面接・小論文対策サービスは利用すべき?

多くの予備校で、面接・小論文対策サービスを提供していますが、私は利用しませんでした。
ちなみに、私も面接小論文対策を行なっていますので、必要な方はぜひご相談ください。
名古屋大学には筆記最下位から面接・小論文で挽回して逆転合格しているので、そのノウハウをお伝えします!
早くも受講者から合格者が出ているので、お力になれているのではないかと思っております。

話が脱線しましたが、私は面接・小論文対策講座を受講しませんでした。
しかし、医学部学士編入試験において面接・小論文はとても重要なので、対策講座を受講することをおすすめします。

私が受講しなかった理由ですが、単に時間がなく、最初は面接対策を軽視していたからです。
琉球大学の不合格体験記を読んでいただくとわかりますが、最終合格を勝ち取るには面接・小論文がとても重要です。
高得点で1次通過できたとしても、2次試験の結果次第では逆転されることもありますし、その対策で手を抜くべきではないと思います。

英語の外部試験費用

多くの大学でTOEICもしくはTOEFLのスコア提出を求められるので、このどちらかの試験は受験する必要があります。

4科目型の大学でTOEFLしか使えないのは弘前大学ぐらいです。
4科目型受験であれば、とりあえずTOEICを受けておけば多くの大学に出願できます。
円安の影響で4万円近くする上に特殊な対策が必要であるため、TOEFL必須校を受験しないのであれば、無理にTOEFLを受験する必要はないでしょう。

英語の外部試験に関する費用の内訳はこんな感じです。

KALSの生命科学講座を不要だと思った3つの理由

私はKALS生命科学完成シリーズを単科受講しました。
受講した上での感想ですが、正直なところ必要ありませんでした。

要項集があれば事足りる

私は生命科学完成シリーズを受講しましたが、時間がなかったため一度流し見して終わりました。
そんな状態でも生命科学のせいで落ちた大学は香川大学だけです。
私のように4科目型受験を考えているのであれば、無理にKALS生命科学を受講する必要はないと思います。

しかし、KALSの生命科学要項集はとても良い教材です。これだけのために完成シリーズを受講する価値はあると思いますし、資金に余裕があれば完成シリーズだけ受講するのは個人的におすすめです。

時間効率が悪い

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