【無料】40時間で850をとったTOEICの効率的な勉強法

医学部編入において、英語の外部試験のスコア提出を求める大学は年々増えています。
TOEICのスコアメイクは英語の筆記試験対策とは全く異なるので、遅くとも受験する年の3月までにTOEICのスコアメイクを終了させておくことをおすすめします。
このnoteでは、医学部編入や院試のために、あまり時間をかけずに効率的に800〜900までTOEICのスコアを伸ばす勉強法を紹介します。

私が過去に受けたTOEICの成績は以下の通りです。

  • 600(L270/R330):2021/9/12

  • 850(L435/R415):2022/1/30

  • 760(L415/R345):2022/3/20

自己ベストをとった回は直前に40時間程度勉強し、点数を850まで伸ばすことができました。

TOEICの勉強に活用したアプリや参考書

TOEICに活用したアプリは、「abceed」です。
月額1,000円程度で様々な参考書や単語アプリを活用できるので、かなりコスパは良いです。

まずはabceedに課金して、足りない参考書を各自追加で購入するのが安く済ませるベストプラクティスであると思います。
AppleストアよりもWeb版で課金する方が多少安いので、Web版で課金することをおすすめします。

TOEIC攻略におすすめの参考書3選

使い方は後ほど詳しく解説しますが、TOEICの対策におすすめの参考書は以下の3冊です。

TOEICの勉強時間の内訳

40時間の内訳ですが、ざっと以下の通りです。

  • 単語の暗記(10h)

  • 文法問題の演習(10h)

  • リスニング演習(15h)

  • 総合演習(5h)

単語の暗記

単語を知らないと何も始まらないので、単語の勉強をまず最初にしました。
800を目標にしていたので、金のフレーズを使って目標スコアレベルの単語は一通り暗記しました。

英単語の勉強は、リスニングとリーディングのどちらにも活きるので最優先するべきです。

覚え方ですが、英単語を見た時に日本語を思い出すのではなく、イメージを頭の中に思い浮かべられるように心がけていました。
例えば、「apple」という単語を見て「りんご」という日本語を思い浮かべるのではなく、🍎を思い浮かべるように英単語を暗記していました。

文法問題の演習

大学受験のアドバンテージがあったので、高校レベルの文法は大丈夫だと判断し、基礎的な勉強はせず、いきなりTOEICの文法問題で演習しました。

時制や仮定法など基礎的な文法に不安のある方は、まずは高校レベルの文法を抑えましょう。

TOEICにおいて、文法問題の演習を行うメリットは大きく分けて2つあります。

  • 文法問題の正答率を上げられる

  • 解答時間を短縮することで長文読解に時間を割けられる

私は単語の勉強が終了次第、文法問題を攻略するべきであると考えています。

文法問題を勉強することで、文法問題を解けるようになるだけでなく、文法問題にかける時間が短くなるので間接的に長文読解に割ける時間を増やせます。
一石二鳥ですよね。

TOEICの文法問題は慣れてくると、空白の前後を見るだけで瞬時に正答を選べるようになります。
私は「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問」を使って演習しました。
結果的に時間が足りず全てを終えることはできませんでしたが、1/3〜1/2程度は解きました。

リスニング演習

英語の文法がある程度わかっていないと聞いても理解できないので、文法を終えた後にリスニングを勉強するのが効率的であると判断しました。

TOEICはリーディングよりもリスニングの方が点数を取りやすい傾向にあります。

実際に、私が受験した時も正答率はリーディングの方が高いものの、スコアはリスニングの方が高かったです。

短期間でリスニングのスコアを伸ばしたい場合は、Part1と Part2を重点的に演習しましょう。
Part1とPart2は8〜9割正答できることを目標に設定していました。

Part2は疑問詞を使った英文が頻出であるため、文頭の英単語は聞き落とさないように気をつけていました。

Part3とPart4は会話形式であるため、前のパートよりは難しく感じる人が多いでしょう。
私は隙間時間を活かしてPart3とPart4の音源を1.5倍速で聞き、シャドーイングやディクテーションを頭の中で行なっていました。

発音出来ない音は聞き取れないので、単に聞くだけでなく、シャドーイング等でアウトプットを並行しましよう。
インプットとアウトプットを同時に行うことで効率的に勉強を進めていました。

総合演習

私は公式問題集をほとんど使用せず受験に挑みましたが、ある程度のスコアを取ることができました。
基礎ができていれば、公式問題集による演習を行わなくともそれなりのスコアを取れるはずです。

総合演習はabceedの模擬テストで行いましたが、この時に算出されるスコアはある程度参考になります。
私は870と算出されていましたが、実際のスコアは850でした。
100点程度は点数がぶれるTOEICで66点の誤差で予測スコアを算出できるそうなので、一つの目安にはなるのではないでしょうか。

公式問題集による演習は行うべき?

TOEIC公式問題集を使用しない人はほとんどいないぐらい有名な参考書です。
私も使用した方が良いとは思いますが、使用しなかった理由は以下の通りです。

  • 時間がなかった

  • 個別セクションを攻略した方が900まではスコアを伸ばしやすいと判断

  • 費用を抑えたかった

Part5の文法問題を重点的に対策すれば、Part5の得点を伸ばせるだけでなく、長文読解に割ける時間が増えることによる間接的なPart7の点数アップも期待できます。

Part7を含めた全体の演習を行うフェーズではないと判断し、Part5の演習を優先させたかったので、TOEIC公式問題集はほぼ使用しませんでした。

長文読解の対策は時間効率が悪いので、リーディングで400、全体で850を超えるようになってから対策するのでも遅くはないように感じています。
私のように短期間の対策で800〜900を目指したい人であれば、Part7の対策やTOEIC公式問題集による総合演習は後回しでも良いのではないでしょうか。

この勉強法が最適解であるかはわかりませんが、短期間で効率よくTOEICのスコアを上げたい人の役に立てば幸いです。
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