気象予報士と学ぶ デジタル防災リテラシー

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#01 デジタル防災リテラシーのススメ

初めまして。気象情報を災害時に生かすノウハウについて、専門メディアやブログなどで発信をしている気象予報士の渡邉俊幸と申します。 この、「デジタル防災リテラシー」のマガジンでは、インターネット上でアクセスできる気象情報や防災情報の読み解き方を独自の視点から伝えていきます。 「気象情…

#02 内水氾濫と外水氾濫の違いを知る

内水氾濫や外水氾濫という言葉は自治体のハザードマップなどでもよく出てきます。気象情報や防災情報も内水氾濫を対象としたもの、外水氾濫を対象としたものがあるので、まずはじめに内水氾濫と外水氾濫の違いや特徴をしっかり理解しておくことが肝心です。では見ていきましょう。 この記事は「デジタ…

#03 内水氾濫リスクのある場所

気象庁は内水氾濫に対して警戒を呼びかける情報を発表します。内水氾濫は堤防の内側(市街地や農地などの側)で発生する形の氾濫ですが、気象庁ではこれをさらに2つのタイプに分けた上で情報を出しています。この記事では気象庁の分類を解説するとともに、それぞれのタイプの内水氾濫のリスクがある場…

#04 大規模河川の外水氾濫と ハザードマップの使い方

誰もが一度は目にしたことがあるかもしれない防災情報が洪水のハザードマップです。しかし、漠然とハザードマップを見ているだけでは読み取れる情報が限られてしまいます。防災対策に効果的に使うためには、次の5つの問いを持ちながら見ていくことがお勧めです。 【ポイント1】浸水の深さ 【ポイント2…

#05 土砂災害のリスクを調べる

日本では平均すると1年間で約1000件の土砂災害が発生しており、土砂災害が発生する恐れのある区域は日本全国で約67万区域にのぼると推定されています(内閣府の資料より)。土砂災害のリスクがある場所はではどうやったら調べられるのでしょうか?インターネット上で無料公開されている地図データベー…

#06 高潮災害のリスクを調べる

高潮とは通常よりも潮位が高くなる状況で、台風だけではなく、発達した低気圧によっても引き起こされます。平成30年の台風21号では関西空港の滑走路が記録的な高潮の影響を受けて水没しました。この記事では高潮による浸水のリスクがある場所の調べ方を確認していきましょう。 この記事は「デジタル防…

#07 風による影響や被害

台風などの時には平均風速や最大瞬間風速などが予測の中で伝えられます。例えば下の図は令和元年房総半島台風が来る前に予測されていた風の強さです(出典はこちら)。しかし、「最大風速40メートル」「最大瞬間風速60メートル」といった情報を聞いても、それらの数字から影響を思い浮かべるのはなかな…

#08 氾濫型の内水氾濫の手がかり

ここからは危機を伝える情報の見方や使い方を紹介していきます。まずは、氾濫型の内水氾濫の手がかりを見ていきましょう。 この記事は「デジタル防災リテラシー」マガジンのステップ2の記事です。 氾濫型の内水氾濫の危険性を伝える情報 ある場所に短時間のうちに大雨が降り、雨水が排水できずに発…

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#09 湛水型の内水氾濫の手がかり

湛水(たんすい)型の内水氾濫は、河川の水位が高くなった時に排水できずに発生するものでした。このタイプの内水氾濫の危険性は氾濫型の内水氾濫とは別の気象情報で表されます。何を見たら良いか確認していきましょう。 この記事は「デジタル防災リテラシー」マガジンのステップ2の記事です。 湛水…

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#10 中小河川の外水氾濫の手がかり

外水氾濫の危険性を示す情報は中小河川の場合と大河川では異なります。ここでは中小河川を対象に危険性を見抜くための情報の使い方を確認しましょう。 この記事は「デジタル防災リテラシー」マガジンのステップ2の記事です。 中小河川の外水氾濫の危険性を伝える情報 中小河川の外水氾濫の可能性が…

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