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第3回 自己肯定感向上委員会② 〜幸せな恋愛には自己肯定感の高さが不可欠?〜

この番組は、考えたり言語化したりすることが好きな事実婚カップルのトシとミユが、恋愛や自己肯定感などちょっと真面目なことを一緒に考えているポッドキャストです。
noteではまとめ版を発信しています。

第3回の今回は、自己肯定感と恋愛について。
「幸せな恋愛には自己肯定感の高さが不可欠だ」という仮説について話し合います。


「幸せな恋愛には自己肯定感の高さが不可欠」という仮説

恋愛感情が終わるときは、人に対して持っていた好意的な感情がだんだん目減りしていって、最終的にゼロやマイナスになるときだと考える。
目減りの原因は、自分が抱いていた期待が裏切られたときや嫌なポイントが見つかったとき、幻滅したときなど。
では、なぜ期待が裏切られたり幻滅したと感じるのか、その正体は自分が相手に対して期待をしてしまうからである。
そこでさらに、なぜ人に期待をしてしまうのかを考えてみる。そこには自分の中で満たせない感情や自分を認める気持ちなどを他人に求めてしまう自己肯定感の低さがあるのではないだろうか。

相手に期待をしてしまうのは自己肯定感が低いことが理由だとすれば、自己肯定感を高めれば相手に期待をしない幸せな恋愛ができるのではないか、
というのが今回の趣旨である。


わたしたちが導き出した結論は、自己肯定感は高くなくても幸せな恋愛ができることはあるが、自己肯定感の高い人は幸せな恋愛ができるである。


自己肯定感が低い人は自分の思考のクセを相手に押し付けやすい

期待とは予測である。相手に対する超希望的な予測。この予測のクセを無意識に押しつけてしまう。
例えば、「自分に親切にしてくれるのだから、両親も大切にする人なのだろう」といったように、相手に対して飛躍した予測をしてしまう。そこで実は両親とはうまくいっていないとわかると幻滅してしまったり。
この人なら持っているだろうと期待したものを持っていないと、ただ元から持っていない=ゼロであるだけなのに評価は勝手にマイナスになってしまう。

自己肯定感が低い人は、自分の中での理想と現在とのギャップを感じやすい。この差分を見るクセを知らず知らずのうちに相手に押しつけてしまっていることが多いのではないだろうか。
だから、元からないものに対して勝手に期待しガッカリしてしまいやすい。


自己肯定感が高い人の恋愛

自己肯定感が高い人はこういう恋愛ができるんだろうな、ということも考えてみた。

自己肯定感が高いと、自分の過去や相手への理想よりも現実に向き合うことができるようになる。
見返りを期待することなく、相手に何かしてあげたい素直な気持ちから行動することができたり、相手がしてくれた小さな思いやりや優しさに気づきやすい。


「重い」「釣り合わない」はどうして感じるのか

本来人間関係は、されたことに対して嬉しい、ありがとうと言えるだけで十分なはずである。そこに込められた愛の大きさも関係がない。
しかし何かをされたときに、「この人は何を求めているんだろう」「自分も同じようなことを求められているのかな」「自分がやらなかったから皮肉がこもっているんじゃないか」と考えてしまうことが、重いと感じる気持ちの裏側にある。

また、”釣り合わない”という気持ちも相手ではなく自分にベクトルが向いてしまうからだと考える。
自己肯定感が低いと、されたことに対して何も返せていない自分にばかり目が向きやすく、「これだけ尽くしてくれるあなたとわたしは釣り合わない」という思考になりやすい。
愛情の釣り合いだけではなく、スペックの釣り合いも似ている。本来は双方がそれでいいと思えるなら考える必要のないことなのに、相手の方が見た目や学歴、収入が上回っていることに対して自分が同程度の価値を提供できていないかもしれないと悩んでしまう。


他人に期待しないからといって誰でもいいわけではない

自己肯定感が高くても、「このポイントがあると恋人として一発アウト」のような相手を無理だと感じるポイントはある。
期待を裏切られることと、相手を無理だと感じることは別だ。

関係性を深めていく最中でその人の無理なポイントが見つかり、裏切られたと感じたとしたら、それは単純に人を見極める能力が不足しているからかもしれない。



下記の記事でも自己肯定感と恋愛について考えています。(ミユ)




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