スキルベース組織

はじめに

縁あって初めてのHR業界での事業側の業務を行うことになったので、近年サボっていた界隈の勉強を再開しています。
そんな中、『ジョブ型組織は日本に来ると思う?』と聞かれ、『定着する前に廃れたんじゃない?各社特有のジョブ・スキルの主張が強すぎた気がする』なんて話をしている中で偶然以下の記事を発見。
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02808/041800002/
そもそも次の段階に移行していたのね、ということで少しググってみた。

すでにレポートも出ている
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/human-capital/articles/hcm/skills-based-organization.html

Skills Taxonomy

上記の記事の中で初耳だったのがSkills Taxonomyという言葉。社内に投げ込んだところ以下のリンクを教えてもらいました。
https://www1.reskillingrevolution2030.org/skills-taxonomy/index.html
かなり体形だって整理がされているんだな、と思った。ぱっと見の所感は
1:最初の分解がスキルとスタンスなのは普遍なのか、R社が進んでいたのか
2:倫理観が組み込まれているのはドラッカーの言う誠実さにもつながるかも
の2点。語学力とかテクノロジーが入っているのは当然のこととして。

今後どうなる

ジョブ型よりは定着していくかもしれない、と思った。雇用慣行・法律・国民性のようなものを考慮した上で、「その業務を行う上で必要なスキルは何か」で議論できるのは、採用マーケットの統一化(共通化?)のためには良い気がするし、とっくに避けられないグローバル基準での人材の取り合いにおいては良い土台になるような気がしている。
他方、『美味しいパンをこねる』『最適なネジを絞める』といったスキル(同じ意味だと思うが感覚的には職人さんならではの技能、というニュアンス)はどこに含まれるのか?含まれないのか?含まれないのであればそれこそ代替されないものになっていくのか?などは、もう少し理解を深めたいところ。

最後に

ずっと思考を整理・発信する場が欲しいな、と思っていたので、勢いでnoteを初めてみた。どれぐらい続ける、と言う目標ではなく、書きたい・整理したいと思った時に続ける場として活用してみる

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?