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「市場年表」の解説

先日、記載したとおり、定期的に『戦略的ヘッドコピー開発術』の内容を共有しています。


市場年表は、過去から現在に渡って市場におけるトレンド動向を把握するためのチャートです。
後の第2章と第3章では、それぞれ参考として健康食品ジャンルと化粧品ジャンルの市場年表を掲載しておりますが、ここでは、市場年表の基本を解説しますので、ご自身が関係する業界の市場年表を作成し市場動向を自分なりに分析し整理して見てください。

市場年表による整理により、市場の変化とともに有効な訴求あるいはキーワードがどのように移り行き、何が陳腐化され今後どのような訴求戦略が他社との優位性を確保でき、どのようなキーワードが新鮮で有効なキーワードになるかという考察に繋がります。
ご自身で作成される場合は、小さな範囲で業界を捉えず、ある程度の範囲で捉えていくと、視野が広がりマーケティング力も高まります。
たとえばファミレスならばファーストフードや牛丼など外食産業にとどまらず宅配やコンビニ弁当、内食や弁当男子に至るまで、英会話教室ならば、子供向け、ビジネス向けにとどまらず、資格やスポーツ関連教室あるいは通信教育といった範囲まで捉えてください。

1. 下から上に過去から現在へと市場での象徴的な動向を記載します。つまり、表の一番上が現在のトレンドです。これにより過去から現在に向かって、どのように市場における競合状態が変化してきたかが時間軸で把握できます。
2. 左部分の欄は市場背景 ↓ として、業界において流行した事柄や象徴的なニュースを記載
3. 右部分でのほぼ全体を占める欄では、業界において顕著な成果をあげた企業の戦略を、広告戦略表現上のキーワード、商品特徴、手法という観点で下のように整理し、周辺企業の関連性を意識し表に配置します。

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次回は、レスポンス広告手法「T式」の解説により、訴求開発の基本となる考え方に踏み込んでいきます。

『戦略的ヘッドコピー開発術』の内容は、不定期投稿となりますが、適宜UPしていきます。以下のようにマガジンとして読みやすくまとめ始めましたので、ご活用ください。

マガジン【戦略的ヘッドコピー開発術】
https://note.com/toshi_iwamoto/m/m7c0dbbb1b96f

※今のところ無料提供予定です。



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