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『戦略的ヘッドコピー開発術』の記載を始めます

2011年に私が取締役会長として立ち上げた株式会社インバウンドコンサルタンツ(※)で、顧問およびシニアコンサルタントとして、ご活躍いただいた成瀬 玄さん。
立ち上げの2011年から3年間、中堅・大手通販会社の支援として一緒にコンサルティングなどをやってきましたが、2014年に亡くなられました。本当に残念なことでした。

※株式会社インバウンドコンサルタンツは、2016年に株式会社イズアソシエイツが吸収合併

成瀬さんのプロフィールは、以下のとおりです。

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広告代理店アカウントエグゼクティブを経て、映画宣伝プロデューサーとなり滝田洋二郎監督作品「木村家の人びと」などをヒットさせ、映画製作プロデューサーにおいては、小田和正第一回監督作品、鈴木清順監督作品など手掛ける。また同時に宣伝協力プロデューサーとして、北野武監督作品「あの夏いちばん静かな海」に参加し、北野映画の広報宣伝体制の構築に寄与する。
94年、方向性をダイレクトマーケティングに変更し、化粧品専門通販オルビスに入社。マーケティング部長として、新規顧客獲得戦略、店舗立ち上げ、データベースプロジェクトに貢献。01年、初の海外進出である韓国オルビスを代表取締役社長として立ち上げた。02年、サニーヘルスに入社。2年目にしてブルーベリーサプリメント年間売上げ業界2位の業績を残す。
04年、独立。実践的広告表現開発方法「T式」、訴求表現先行型の商品開発手法「逆算法」を確立。市場戦略や媒体戦略の立案だけにとどまらず、クリエイティブディレクター・コピーライターとして具体的広告制作も手掛けるマーケティングディレクターである。著書に『通販術「意識改革」と「レスポンス広告」の設計』がある。


通販広告に関して、とてもストイックな対応をされ、必ず結果を出すことを信条に、一緒に仕事をしてきました。そのような中での成果物の1つとして、以下の教材も共同で作成しました。
※販売元 : 株式会社インバウンドコンサルタンツ

仮説検証型「レスポンス広告」手法に学ぶ『戦略的ヘッドコピー開発術』
販売を向上させる「ヘッドコピー」の作り方!-「訴求表現開発術」マニュアル

約10年前に発売し、一冊5万円ほどの高額な価格のなか、おかげさまで好評をいただき、ロングランでそこそこ売れましたが、成瀬さんが亡くなられたタイミングで販売を中止することにしました。

ただ、このままお蔵入りするのは惜しいと最近思うようになり、何回かにわたりこのブログにて、記事として共有することとしました。

やや古い情報かもしれませんが、普遍的なことも多分に含まれています。
お役に立てればと思います。


【基本概念】
「仮説検証型」通販手法により市場を知り、販売力を高め「ヘッドコピー」に凝縮する

目 次

【はじめに】
1 広告の販売力を高めるための「通販手法」活用術
2 「良い商品」だから売れないわけがない!
3 「良い商品」であっても売れるとは限らない
4 まとめ

【第1章】市場を捉え競合状態を把握する手法
 1-1 ポジショニングマップ、レーダーチャートの欠点/概要
 1-2 ポジショニングマップ、レーダーチャートの欠点
 1-3 レスポンス広告制作手法「T式」を学ぶ
 1-4 「つかみ」の解説

【第2章】ケーススタディ 健康食品ジャンル 市場分析と訴求表現開発手法
 2-1 青汁の訴求表現を開発する
 2-2 訴求キーワードの抽出プロセスを学ぶ
 2-3 訴求表現開発<戦略的「ヘッドコピー」作成>
 2-4 8種のコピーの分析
 2-5 ヘッドコピー効果に関する比較検証方法

【第3章】ケーススタディ 化粧品ジャンル 世代別市場分析とキーワード抽出留意点
 3-1 市場年表の分析
 3-2 化粧品ターゲットの特徴的年齢層

【参考事例 分析力強化のための表現分析・評論】


上記内容は、不定期投稿となりますが、適宜UPしていきます。そして、近いうちにマガジンとして読みやすくまとめられればと考えています。※今のところ無料提供予定です。

お楽しみに!


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