門前の小僧習わぬ経を読む

こんばんは。
ことしも早いものでもう3日です。今年は元旦から大変なニュースが多くあって、正月気分でのほほんというよりは自分、家族、社会、仕事について元旦から色々と考えさせられることが多いです。

木下斉さんの「門前の小僧習わぬ経を読む」という回を聞いて思ったことを備忘録がわりに書いておきたいなと思います。

「門前の小僧習わぬ経を読む」とは、
成句 (寺の門前で遊んでいる小僧(この場合近所の子供)でも、いつも見聞きをしていれば、習わない経が読めるようになるように)繰り返し見聞きできる環境におけば、自然とその知識がつくようになるものであるということ

どんな環境に身を置くかが大切だと私も思います。
そしてその環境を選択できる状況を作っていくということが大切だと思っています。
その状況を作るためには置かれた状況でどういう考え方をして、どういう行動をするかが大事だと思っています。

https://www.rgf-professional.jp/insights/2020-06-what-is-planned-happenstance-theory-how-to-create-a-career-contingency-career-an

僕が一番大好きな、キャリアの理論で計画的偶発性理論(Planned Happenstance Theory)というものがあります。
※詳しくはリンクを見てください
簡単にいうと、キャリアは8割偶然でできているから目標に固執せずにポジティブにいこうぜってことなんですけど。(簡単に言い過ぎ)

その中でチャンスを呼び込みやすい行動特性は以下の5つが挙げられます。
好奇心(Curiosity):新しいことに興味を持ち続ける
持続性(Persistence):失敗してもあきらめずに努力する
楽観性(Optimism):何事もポジティブに考える
柔軟性(Flexibility):こだわりすぎずに柔軟な姿勢をとる
冒険心(Risk Taking):結果がわからなくても挑戦する
の5つです。

目標としている環境に身を置けないからとクヨクヨするよりも、今の置かれた環境を好奇心を持って楽しむ、目標としている環境の情報を得るためのアクションを少しでもいいからしてみることが重要です。

私自身も、大学時代に別府の商店街、竹瓦温泉周辺の方々と街おこしの事業に参加させていただいていて、地域に関わる仕事ができたらいいなと漠然と思ったのが17年前です。
全く関係のない仕事をしていましたが、目の前の仕事をどう楽しむかを工夫したり、休日にボランティアに参加したり、全く別のコミュニティに参加したりと今を楽しむ事に集中していたら、17年目にして地域に関わる業務を選択して飛び込むことができました。

16年間慣れた業界から異業種へ40代で飛び込むのはそれなりのストレスもありましたが飛び込んで良かったと思っています。
なんでこんな大変なのに踏ん張れるのかは今までの業務で鍛えられたということもありますが、「自分で選択した」ということが大きいと思います。

新しい環境に身を置いてもうすぐ1年が経とうとしています。
日々触れる情報も変わりましたし、今まで本で読んだり、木下さんのVoicyで聴いていたことが自分自身が経験することでより実感値を持って考えてアクションが取れるようになったと思います。
責任の大きなプロジェクトも経験でき、自分で責任のある立場でやるとやらぬでこんなに違うのかと感じています。

せっかく自分で選択した環境に身を置けるので、
今年も楽しみながら学んで、社会に還元できるよう努めたいと思います。



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