除雪は良き 全身運動
2月5日午後から降り出した雪は、我が東京の羽村市でもどんどん積もりだした。
♪雪やこんこん、あられやこんこん・・・ 犬は喜び庭駆け回り・・・の歌じゃないが、雪国育ちの私は犬同様、雪が降りだすと何故か嬉しくなる。
雪は水分を多く含んだボタン雪。雪見障子があれば、もっと風情を感じるだろうなぁ～
今朝起きると玄関横の竹は、その重さに耐えきれず弓の様に曲がり頭を地面にこすりつける状態だった。
「おぅおぅ、さぞ重たかろうに・・・」と声を掛け、雪を払ってやると、元通り立ち直った。
竹はしなやかだねぇ～、我が人生も竹のようにしなやかに・・・と教えられているようだ。
さて、子供の頃、大雪で2階から出入りした経験のある私にしてみれば、なんということもない雪の量だが、配達のお兄ちゃんが滑って転ぶと危ないから、「運動を兼ねて、玄関周りだけでも除雪をするか！」と、除雪作業にかかった。
私の除雪3点セットは、35年前にアラスカで買ったスノーブーツ、8年前にホームセンターで買ったアルミの角スコップと、車用雪払い棒である。
本当の大雪なら除雪作業も大変だが、このくらいの雪なら運動に丁度良く、全く苦にならない。
車の屋根の雪も降ろした。車の屋根に雪を積んだまま走ると、ブレーキを踏んだ時、雪がフロントガラスの前に「ドサッー」と落ちてきて、一瞬前が見えなくなるからだ。
妻の車の屋根雪も下ろし、妻に少々恩着せがましく「君の車の屋根雪も、降ろしといたよ」と言ったら、「あっら、有難う・・・」と言って、普段は出ないお茶とお菓子が出て来た。
全身運動の除雪をやって、お茶とお菓子がでて来るなら、降雪もたまには良いなぁー
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