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日本のアニメを見て感じた事から現実の人間関係考察(1)



設定の不自然さ


開いて頂きありがとうございます😊
年金暮らしの暇つぶしに日本のアニメを視聴して感じた感想から書いて行こうと思う。

別に暇つぶしで見始めた様な人間が放つ言葉なのでおかしな捉え方をしていても、読んで一喜一憂する程価値のあるものでは無いので気に障ったらゴメンナサイ!
スルーして下さい。

当然の様に色々な設定があるのだが、まず需給の関係からなのだろうがいわゆる「転生物」で 主人公になる根暗なオタクが現世でゲームばかりやっていたのが事故にあって異世界転生し なんの努力もせずに人生をリセットして色んな能力を手に入れてしまうという設定が結構あるのだが、余りにご都合主義で賛同出来ない部分が有る。

とりあえず、自分が成功したのは他人が干渉しないゲームの中だけなのだが
「努力したのだから報われて当たり前だ」
と思っている人が少なからず存在するのだろう。
現実世界での他人との関係含めての結果は基本的には 自分の事は置いといて
〇〇のせい
でくくってしまうズルさは持ち合わせている。

話の中の色々なシーンで自分で決めなければいけない事が出て来た時に 
オヤジ達には理解不能な位
迷い  
パニックになり  
慌てて 
逃げてしまう
おかしな行動をとる。
言わなければ行けない事を
言うべきタイミングで言えない
言葉が足りないので誤解されたままになる。
わかっているのに動けない 
動き出す勇気が無い
要するに
自分が望むやり方がベストの結果を招く事が保障されていないと動き出す事が出来ないと言う 超ワガママで自信が無い発想がメインを占めている。
保障されていない事に対して動き出さなければいけない時は
もう ヤケクソだ!
出たとこ勝負の破れかぶれで突進する。
大抵は悩んでいる時間のおかげで
「時既に遅し」
の状態になっているのだが。

こう書くととんでもない感じだが
こんな行動が一般的な視聴者に受け入れられている事は事実みたいだから
若者にとってはそれがある意味正解
なのかも知れない。
私位の年齢になると同調出来ない人間が出てくるのかも。

大人達の設定の問題

それに対して登場する大人達も当然問題だらけだ。

アニメに登場するオジサン達なんて10人に1人位しか良い人居ないし 
敵対する立場の
太ったオヤジ達は財力 権力の上に胡座をかいた 見た目も心も行動も汚い大人の典型みたいに描かれているし

太っていない 体型スマートなオヤジ達は
何故か大抵知力が高く 主人公達を騙す為に能力全開で計画し、愚かな主人公達は必ず騙される事になっている様だ。

対して味方的存在である、上司とか上の立場の人間達は味方ではあるが全くの言葉足らずで説明責任を果たさない。
信じられない程言葉が足りない!
結果から考えると殆ど「コミュ障」に近いくらい伝えない。
前出の若者と同じで
言うべき事を言うべきタイミングで言えないのは同じで
今言っては行けない事は最悪のタイミングで伝えてしまう実力の持ち主である。
一言言えば済む事を言わないで
わざと?若者を悩ませてストレス漬けにする。
そのやり方で成長出来る人間が居るなら1人でも成長する人だろう。
世の大人達はこんなふうに見られているのだろうか?

但しアニメの世界の上司達は大抵実力はある!(コミュニケーション能力は欠陥があるけれどね)

現実の社会では本当に実力のある上司に出会う方が難しいだろう。

本当に尊敬出来る実力を持つ上司に出会えたら超ラッキーである。

その点ではアニメの世界は都合良く出来ている。
大抵の上司は優秀だ。

両親を含めた肉親も若者達の気持ちなんか
「今迄の人生で気にした事も無い。」
みたいな態度で登場したりする。
家とか立場が最優先で若者(子供達)は道具でしか無い。

最終的には
若者達が正しかった!
若者達を成長させる為にとった行動だった!

みたいになるのだが、成長させる前にダメージを与え過ぎる傾向が強い為、現実世界でそれに耐えられる人間は少ないだろう。

徹底的に捻り潰すまでやってしまうので やられた方はアニメの登場人物で無かったら一生モンのトラウマになって異常行動を取るようになってしまうだろう。

しかも やり方の間違い やり過ぎに気付くのは徹底的に存分に傷付けた後と言うおまけ付きである!

大学のサークルを社会に持ち出さないでくれ!


社会に出ても 大学のサークル時代を引きずったまま大人になって その関係を継続する事に情熱を注ぐ人達 先輩は先輩 後輩は後輩で外部からの進入を許さない。
そんな閉鎖的なグループが存在する。
(実際在職した事がある上場企業での経験である)

大学の先輩がそんなに偉くて優れているのだろうか?
それは当然優れた方も沢山存在するとは考えるのだが、全部が優秀と言う事は絶対に無いわけで、大学時代のサークルのままの先輩>後輩の構図は入社直後だけで崩れてしまうだろう。
私も大学のサークルは知っているが 私の場合社会に出てまでサークルの人間関係を持ち出したくは無かった。
むしろもっと新鮮な人間関係を求めていた。

確かに在学中は
おぉ 先輩凄いな!」
と思った事は何回もあるけれど そのグループの中で比較した場合に限っての話だ。

私は結婚した頃に それまで職業潜水士をやっていたのだが、
「もっと安全な仕事の方が良いのかな?」
と考えて転職し、中小であるが ものづくりの職人の世界に入った。

世間で言われる中小企業の技能職の職人の世界には、大学の先輩なんか全然めじゃない位の人達が沢山居る。

現場で叩き上げた技能は無視出来ないレベルの技がある。
群れていない人達の中にも優秀な人はいくらでも居るのだ。

特に私の場合ものづくりの職人仕事がメインであったので 技術力の高い先輩職人達を常に探し求めていた為、私の周りにはそんな神のような先輩達が沢山存在した。
当然 大卒ではない人達の中にも優秀な人は沢山居る。

大学時代の先輩後輩関係にこだわる人は、排他的にただ囲い合い庇い合う仲間の中に居たいだけなのではないだろうか?
他グループとも交流しないで、小さな世界の中だけで競争してればレベルは高くないけれど、お気楽だからね。ぬるま湯に浸かって。

学閥の時代などとっくの昔に終わっていたのではないのか? 
大学の先輩後輩なんて1年〜3年しか経験が変わらない。
社会に出ての先輩後輩の経験値の差と比較するほうがおかしいだろう。
並レベルの大学の先輩位では実力主義の世界では優秀な後輩が登場したら抜き去られてしまう存在だろう。(同じ大学の後輩でもね)
実社会では優れた才能に対して抗う事の出来ないものが存在していると思う。

こんな事考えていると、
大卒より高卒の方が良かったんじゃないかな〜なんて思ったりする。
社会経験で得られる事の方が 学校で得るものよりも遥かに専門的で具体的だろう。

厚さ0.8mmの鉄板です。レーザー加工後はアークで炙りながら加工します。
資格は特に指定できるものはありませんが思い通りに歪ませる技能は自分の頭の中にしかありません。
たまに遊びに近いですが、こんな事も依頼されていました。(爬虫類ショップのオブジェ)



在学中に取得する資格について



特に技能職の技能に絞って考えると、学校で身に着けた技能とか資格なんてものは玄関のドアを開けただけ位のレベルであって、決して現場で通用するレベルには達して居ないのが現実だ。

資格に関して言えば、取得するのにどんなに難しい資格であっても
資格を持っている=仕事が出来る。
では無く
資格を持っている=仕事をする事が出来る
なのであって、
資格が無ければスタートすら出来ないと言う事を認識しなければならない。
逆に言えばその仕事をする為には最初に必要な資格なのである。資格を手にする事からスタートして技能の研鑽に励まなければならない。

入社の面接で所持する資格を得意気に話される方が存在するが、
現実的には 新卒の所持する資格なんて
我々から見たら車の初心者マークみたいなものである事を理解して頂ける方は少数だった。
「現場ではこんな作業をしていますょ。」
「平気です! 資格持ってますから!」
  イヤイヤ大丈夫じゃないよ!
「やった事があると、出来るは全然違う事なんだけどな〜」
資格無くても貴方よりできる人は沢山いるよ。

そんな人達が順番に資格取って行くンだよ!って仕事始めないとわからないもんね~。

ちょっと長くなりそうなので
次回に続くとします。



 


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