スタイリッシュ激強お姉さんの記憶探しの旅! 「Bayonetta」レビュー
2021年ゲームレビュー 12
11.1時間。Easy で一周するまで。
2009年に発売された、スタイリッシュなお姉さんを操作するクライマックス・アクションゲーム。Easyでも歯ごたえのある難易度と予想以上のかっこよさを見せてくれた。
以下ネタバレ。
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長い眠りから目覚めたアンブラの魔女「ベヨネッタ」が、ヨーロッパの辺境「ヴィグリッド」で記憶を探す物語。道中には謎の美女「ジャンヌ」やベヨネッタを付け狙うジャーナリスト「ルカ」、危険地帯に一人でいる幼女「セレッサ」など色々な人物がベヨネッタに関わってくる。
ベヨネッタ姉さんカッコいい
ムービーもゲームシーンも、とにかく一瞬の盛り上がりに命をかけていて、それを何百回も畳み掛けるようなイメージ。どのシーンも迫力と意外性に富んでいる。ベヨネッタの女体を強調するような場面が多いので年齢制限にも注意。
ベヨネッタの服は髪でできているので
召喚獣を呼ぶと脱げる
盛り上がるところで気に入っているのは終盤でロケット砲がどんどん発射されるのを背景にジャンヌと戦うシーン。あとベヨネッタが最初に出てくるシーンでベヨネッタがポーズを取ったら下からサーチライトで照らされるところ。また中盤でベヨネッタの偽物が出てきて、本物とダンスバトルを繰り広げるシーンも非常に笑えた。なぜダンス。背後の爆発はどこから来たんだ。
本作のシステムの最大の特徴は「ウィッチタイム」。敵の攻撃をギリギリで避けることにより、魔女の力が発動して敵の動きが遅くなり、自身は無敵になる。これを活用して華麗な連撃を決めるのが攻略の基本だ。
ただしウィッチタイムが発動するタイミングを見極めるのは結構難しい。どちらかというと、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式で回避を連発するほうが簡単。ゲーム内ではダメージを受けたらウィッチタイムが自動で発動するようになるアクセサリーが売られているので、初心者は装備すると良い。
難易度は高めでボリュームもあるので少しずつ進めていくのが吉。ゲームに慣れるまで高評価を取るのも難しく、最初からNormalで頑張る必要はない。ただし「アルフヘイム」という脇道のショートミッションはNormal以上でしかプレイできない。
敵キャラは異形の天使。ザコでも普通に強い。
QTEが多いのは2009年の作品らしさということで目をつぶろう。また連打する場面が多かったのも古いゲームだから仕方ないか。
筆者の好みはBayonetta2の短髪ベヨネッタなので、早くSteamにBayonetta2が来て欲しい。でもSwitch限定だからスマブラに出れたのだろうし、さすがに無理かな。
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