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スピッツのライブで楽屋警備と観客監視員のバイトをやった話

こんにちは、ギターのかがみ(@toshi10068823)です。

先日、こんなツイートをしました。

SPITZ JAMBOREE TOUR "さざなみOTR"

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スピッツの「さざなみCD」が発売されたのは2007年10月10日。

もう13年も前の話。その頃、私は大学生でした。

さざなみCDが発売された日は、急いでツタヤに行ってCDを買いました。

今だったらインターネットでダウンロードですから、時代はホントに変わってしまったとしか言いようがありません。

さざなみCD、車のCDプレイヤーでCDが擦り切れるほど聴きました。

「いつかはスピッツのライブに行ってみたいなぁ…」

そんなふうに想いをはせていたのですが、思いもよらない形で夢が叶いました。

人生最初のライブはアルバイトとしての参加でした

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大学の友人からライブのアシスタントのアルバイトを紹介されました。

アーティストはもちろん「スピッツ」でした。

友人は私がスピッツの大ファンだということを知っていたので、私に声をかけてくれたようです。

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ありがとう、心の友よ…。゚(゚´Д`゚)゚。

そんなわけで、人生初のスピッツのライブに参加することになりました。

楽屋警備という奇跡に巡り合えた

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ライブ当日、ライブ会場のホールに集まったライブのアシスタントたち。若い人が多く、なんとなくハードな一日になるだろうなと予感させられました。

ライブのアシスタントのアルバイトたちは、朝から夜まで一日中続くスケジュールをライブ運営会社から言い渡されました。

仕事の割り振りは当日に決められました。

チケットのもぎり(チケットと入場券を切り離す係)、パンフレットを折りたたんで袋にいれる係、駐車場警備…様々な仕事の役割がある中、私に言い渡された午前中の役割は楽屋警備でした。

「えっ…スピッツのメンバーが入る部屋の警備ができるの!?」

アルバイトでこんな嬉しい思いをしていいのか、複雑な気持ちになりました。

楽屋警備の仕事で一番記憶に残っているのが、メンバー全員を楽屋まで誘導してドアを開けておく仕事です。要するにホテルのドアマンといったところでしょうか。

メンバーが通れるようにドアを開けておくというわけもない仕事でしたが、憧れのアーティストが目と鼻の先にいるという体験は忘れられません。

メンバーみんなカッコ良かったなぁ…。

観客監視員という立場でありながら泣いてしまう

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午後からの私の仕事は、ライブが行われる会場の設営と、ライブ中の観客監視でした。

観客の監視とは、お客さんが携帯でライブ映像を隠し撮りしていないかを監視したり、気分が悪くなったお客さんを外に連れ出したりする業務でした。

「…ってことは、タダでライブが聴けるのか!?」

にやける顔を隠し真面目なふりをしながら、(観客監視員としての)ライブ観戦の業務を始めました。

1曲目、「僕のギター」が始まりました。

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ほんとに頭がガーーンってなりました。全身で音楽を感じるという初体験は、衝撃的な出来事でした。

その後も大好きな曲が次々と演奏されていきます。今までテレビでしか見たことなかったスピッツのメンバーが目の前で演奏してる。キラキラしてて、本当に奇跡のような時間でした。

そして、気がついたら涙を流していました。お客さんに見えないように、ひっそりと泣いてました。

ライブ後の舞台の片付けはしんどいけど…

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ライブ終了後、舞台の片付けをしました。

興奮醒めやらぬ状態でしたが、なんとか体を動かして会場を片付けます。

片付けでは、崎山さんのドラムセットを少しだけ触れたのを覚えています。スピッツマークのついたバスドラムを良く覚えています。

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最後は一緒にアルバイトをしたメンバーに挨拶してその日は終わりました。

さいごに

一度もライブというものに行ったことのない方がいるかもしれません。今は特にライブが行われなくなってしまいましたから。

でも、人生で一度でいいから好きなアーティストのライブに参加して欲しいです。自分の世界が広がるし、音楽というものをより立体的に味わえる貴重な時間だと思います。

またスピッツのライブ行きたいな!見っけツアーでメンバーやファンの方々と再会できるのを心待ちにしています!

それでは( ^_^)/~~~


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