記事メモ/【連載】「金は払う、冒険は愉快だ」

■あらすじ/概要

関西某所のとある古道具店。その店主は、かつてブログが登場する以前のインターネットで多くの読者を魅了した伝説のテキストサイトの著者だった――中卒、アングラ水商売、アルコール依存症、ホームレスなど破格の経歴をもつ道具屋店主による、金と汗と汚物と愛にまみれた“冒険”の数々を唯一無二の文体で綴った痛快私小説。

出典: https://note.com/soryusha/m/m388732cb72b5

■感想(順不同/ネタバレ込み)

・口調が強い、というか悪い。が、「相手にとって本当に優しい行動」をとってる人なんだなあ、と思った
└「大丈夫？」と口で心配して何もしないのではなく、ふざけるな(心の声)をはっきりと想いながらも「いいか、今から俺の言うことを聞け」とか「はっきり言うから、あとはアンタが決めてくれ」と言葉にして伝え行動する。
└それを言われた人達は「本当に信用できる」「あんたは神様みたいな人だ」とめちゃくちゃ感謝。すごい。
└そしてその称賛に対しても「俺は良い人でも神様でもねえ、ただの道具屋だ」と言うところまで、この人ならではの人間味を感じる

・猫の話、好き

・マンション引き払いの話での買い取り問答に漢気を感じた

・洞窟の話、馴れ初めの話すごい

・宅急便屋のバイトの話の「次は俺の番だ」と「確信した」のくだり、めっちゃ笑った

■ビフォー

・相手の価値観や状態、その時に求めていることとか、いろんな側面を考えたり想像したりして「ハッキリ言う」ことが少なかった

■アフター/学び

・時には「ハッキリ言う」ことが、その人のためになる。と知った。
└共感や、上部の優しさだけじゃない選択肢もあることを知った

■アクション

・相手が「困ってる」とハッキリ言ってきたなら、出来ること、出来ないこと、そして相手がすべきことをハッキリと言う
└相手の「話を聞いてほしい」「共感してほしい」というリクエストと混同しないように判断する
└判断できなければ同意を得て確認してみる

■参考情報

【ためし読み】川井俊夫著『金は払う、冒険は愉快だ』｜素粒社｜note

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※個人のアウトプット記録です。あくまで参考情報のひとつとして受け取っていただき、自身で判断していってもらえると嬉しいです。