HIVについて②個人的なやつ


前のでHIVについて
僕が感染した時に、知りたかった情報を簡単にまとめてみたけど
感染が分かった後色んな人のブログ見て助けられたから
僕の個人的な事も書いておこうかなって

明日休みだし、
こんな時間で素面でテンション上がっちゃってるし


・感染経路
僕の感染経路は結論から言うと分かりません。

最後に検査受けた日から3年半受けてなかったし
その間に思い当たる節もなかったわけではないので

SEXでうつったかもしれないし
タイのお寺で入れた入れ墨のせいかもしれない

分からないけど、
分からなくてよかったとも思っている。

・精神疾患
HIVが発覚してから2度ほど落ちて鬱状態になりました
多分今も治ってないんだろうけど
その時よりは落ち着いています。


一度目は障碍者手帳をもらった日

自立支援医療というのを受けるために
障碍者手帳を取得したんだけど、
もらった日の帰り道
電車に乗ってきた車椅子の男の人の周りが
何も言わずにスッと空いた時

もちろん乗客の人はその人が過ごしやすい様に開けたんだと思うけど
なんだか、その人が社会から疎外されてるように感じて。

そして、今日から僕も障碍者なんだって改めて思ったら
なんだか悲しくなってしまった。

もちろん偏見はないし
差別したりするつもりもないけど
きっとそれまでは、
この人たちと僕は別の世界の人って
知らない間に差別してたんだろうな…


二度目は人にうつしてしまって居た事を知った時

感染が分かって思い当たる人には検査に行ってくれるように
頼んでいたんだけど
その中で僕以外に経験がない人が陽性だった

きっとこの人は
俺の事を一生恨み続けるんだろうなって思ったら
生きている事さえ申し訳なくなって

でも死ぬ勇気もなくて

この時が一番つらかった。

そして、最初に感染経路が分からなくてよかった
そう言ったのも
感染経路がもしわかっていたら
僕は一生その人を恨み続けてしまうかもしれない
それは恨まれるより何倍も恐ろしい事だと思うから。


・HIV+としての今後
感染が発覚してから1年とちょっと
コロナなんかもあって普通とは違う一年だったし

今後、この病気を理解してくれる誰かと恋に落ちることができるのか?
それとも一人寂しく寿命まで生きるのか
そんな不安もありながら

何とか今日も生きてます。

HIV2年生まだまだ、不安や分からない事ばかりだけど
もう少し頑張って生きてみます。


なんて言ってたら涙出てきたので
この辺で終わっときます。

こういう系のブログはみなさん最後は幸せに〆てくれるんだけど僕にはまだ完全に明るく語れる素敵なハッピーエンドは見えていないので悪しからず。

誰かが
「夜中に書いた恋文は、朝に破って捨てなさい」
的な事言ってたけど、これも明日には恥ずかしくなってるかな笑

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