#266F|たった1つのことは?
note365日連続投稿チャレンジ266日目。
気を抜くと膨張するタスクリスト。よく言えば好奇心が旺盛で、悪く言えば見境なく取り入れる雑食のため、興味が湧いたものにはすぐに手を出す。こういう人間は、人と話した回数分やりたいこと(タスク)が増えていく。
最近すっかり頭から消えていたのだけど、クソせわしない中で思い出したのは、取り組む物事を厳選するための問い。
これはお気に入りの問いで定期的に問いかけるのだけど、忘れるとタスクの山を処理することに奔走するような事態になる。
それは「たった1つのこと」を見極める問い。
Q.それをすることで、他のすべてがもっと容易になるか、不必要になるような、私ができる「たった1つのこと」は何か?
というものだ。これを①取り組む1つのプロジェクトの選択と、②明日行う1つのタスクを選択するために使う。
「ただのやることリスト」は人生をあらゆる方向に向けて引っ張るが(そして、だからどこにも行き着かない)、"選んだ目標を達成する"という意図を持って作られた「成功のためのリスト」は、人生を一つの方向にのみ進ませる。(だから新しい場所にたどり着く)
偉大な成果を出すためには資源の集中投下は必須条件であり、どこに自分の持てるリソースを配分するか、というのは究極の問題だ。
この問いは奥が深く、ちょっと問うてみたところでイージーに正解が出せるものではない。しかし定期的に問いを重ねることで、その「たった1つ」を見つける"筋力"みたいなものがついていくと感じているし、つけていきたいと思っている。
ちなみに今日の話はほとんどワンシングというお気に入りの書籍からの引用になる。「エッセンシャル思考」が有名だが、多くの書籍が「取り組むことを絞れ」と説く中で、この本がもっとも「1つに絞る」ことの威力と重要度を感じさせてくれた。定期的に読み返す1冊になっている。
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