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#079|着手神拳から多面差しへつなぐ

2ヶ月弱続いたタスクシュート認定講師養成講座の0.5期が終了した。これで、昨年末から予定していた内輪向けイベントの全てが完了し、いよいよ表立ってタスクシュートを広めていくフェーズに入る。土台が盤石なため拡散に耐える力がある。日本発のメソッドとして世界に出ていく日が楽しみだ。note365日連続投稿チャレンジは79日目。

予定外に次ぐ予定外でも、1分着手で進める

今日は予定外のイベントが朝から晩まで続いて、本来予定していたことのほとんどができないまま夜になった。

だいたい予定通りに事が進む日なんてほとんどないけども、朝からずっと何か起こる日もめずらしい。

こんな時には「1分着手」という技でもって、やると決めていた全てのタスクに手をつけていく。「やっつけ」みたいなものでもあるのだが、これがやるとやらないのでは大違い。

「たった1分でこれだけのことができるのか」と驚くためには、その1分でいきなりそのタスクの「ボス」に挑むことが重要。

・ブログを書くとしたら、1分でブログの用意をするとかタイトルだけ書くのでなく、いきなり本文を書き始める。

・トレーニングをするとしたら、着替えたり準備運動などをするのでなくすぐさまメインの運動に取り掛かる。

・人に返信するとしたら、挨拶や状況説明でなく重要な用件を書く。

・本を読むのなら、1ページの1行目から読むのでなく、この本で得たい内容を得るためのページを読みにかかる。

・企画を立てるなら直感でもっともコアとなる何かを見つけ出そうとする。

・掃除をするなら用意に悩んだりどう綺麗にするかなどは考えず、その一画をすぐさま綺麗にする。

こういった勢いを持って本当に重要な点に着手すると、1分とは信じらないくらい進む感覚を得られる。

予定外なことが多く起こって時間が圧迫された時も、「別の日に回す」のでなく「1分だけはやる」習慣を持てたなら、それは人生を絶対によい方向に進めてくれるし、大いに自分の助けになってくれる。


からの多面差し

ちなみに私は、この1分着手を連打することを「着手神拳」と呼んでいて、北斗の拳的なイメージでオラオラとタスクを進めるのが1つの快感になっている。

さらにここから、その実行記録をどこかに残して(Notionとか)、「目標」と「状況」と「次にやること」が「すぐにわかる形を整えておく」なら、それは「多面差し」という技になる。(記録していたら1分ではすまないが)

これらはどちらもタスクシュートと相性のよい技であり、逆にタスクシュートを使っていなくても大きな効果を発揮する技でもある。

私は今、取り組んでいるプロジェクトたちに目下この1分着手からの多面差しにつなげるコンボ、それを毎日繰り出していくという日をまたいだ連結コンボ技を練習中だ。

とにかくやりたいことには全部1分手を付けて記録。途中で重要度が下がったものは捨てるが、「まずは全てに1分ずつ着手(最大で8分)」というルールは外さない。このルールを外すと、すぐに1つのタスクに100分などかけてしまい、そうするとやりたいこと全てを1日のうちに進ませることは不可能になるからだ。 

30くらいのやりたいことに手を付けていって30分〜60分。そのあとじっくり本当にやりたいことに2時間取り組む、というので全然OK,むしろ新しい境地が見えると思う。


「気持ちの悪い中断」のすゝめ

別の切り口から言うと、こうして「手をつけて1分でやめる」という「気持ちの悪いところで終わらせる」ことは、すぐにまた手を付けたくなる衝動が働きタスクに帰ってきやすくなる効果にも期待しつつ、「中途半端なところで取り組みを終わらせることができる力」自体が貴重なものであるため、それを育むという狙いもある。

集中して完成させ切ることも重要だが、それは誰でもわりとやりやすくもある。集中が失われて執着になってでも進ませることによって、時間を消費してでも達成する。

しかし、もっともフレッシュでパフォーマンスの高い状態のみを重ねて進めるには、「中断」という技ができることは欠かせないと考えている。中断が向くタスク、向かないタスクはもちろんある。しかしそもそもそれができなければ、選ぶこともできない。

これら「1分着手(気持ち悪い中断)、その連打(着手神拳)、そして多面差し化し、それを毎日つなぐ」という技を使って複数の取り組みを回していく。まだまだ練習中。


✑35分|1800文字

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