#270D|望む対象に実際にふれる

連日新しい出会いがあり、刺激が入りっぱなし。偶然起こる出来事が一定の方向を示していて、いい流れの中にあるなと感じる。note365日連続投稿チャレンジ270日目。今日は日記の箇条書き形式。

日記 2023-11-13 (月)

  • 寒くなるという予報通り。朝、歩く人達の中にはコートやマフラーも見えた。冬が来たな〜と。札幌では雪が積もったようだ。

  • 今日は横浜で予定があった。合間に赤煉瓦倉庫を見てまわったのだけど、無邪気に買い物を楽しむ気分でウロウロできてストレス解消のような気分。

  • 買い物を楽しむってめちゃくちゃ久しぶりだった。昔は、ほしいと思ったらとりあえず買って使わない、という緩さだったことを思い出し…(と、こうして今書いているこの瞬間デジャブ。以前も同じことを書いたっけ?)

  • 今は逆に、めったに物を買わない、増やさない。これはこれでなんだか窮屈だなと感じて、新しいバランスがほしいなと思えたことが赤煉瓦を歩き回ってよかったこと。

  • 某所で噂のサローネで初めて食事ができた。しょうさんが教えてくれていたおかげで店舗やメニューはベストな選択だったと思う。思い出してまた食べたくなるが、あそこに行かないと食べられない。くッ〜〜と思うと同時に、やっぱりやるならこういう仕事だよななど。便利で手軽でいつでも手に入る、みたいなものではない。わざわざそれを求めてコストをかけてでも求められるようでありたい。そしてそれに応えられるように毎日を燃やして生きていたい。

  • 偶然、46階の高さから横浜の夜景を展望する機会があった。まさに、THE・都会というにふさわしいひろがり。これほどのものを、自覚なくとも月日を重ねながら全員で創り上げてきた、人間の営みのエネルギーに畏敬の念を感じた。この高さから眺めると都市が星空のようで、なんだか「人の夢」を世界の外側から眺めているような気分にもなった。

  • これはたとえばスカイツリーなどに「景色を見に行くぞ」と思って、ようは観光する気持ちでいては感じなかっただろう。あくまで日常の感覚にあって、突如こんなものが眼前に広がってくれたから、そんな受け取り方ができた。すごいサプライズを受けたような気分で、おかげですごいインスピレーションもあった。

  • 感動できるアイテムやら仕事やらの多くは、「積み重ねられている」「育まれている」という特徴を持つ。そこに想いを馳せることのない「いいなあそんなことできて」といった言葉の裏に乗っかっているのは、「宝くじにあたった人に対するそれ」と同じ種類のエネルギーだ。軽薄で失礼。

  • その仕事を提供するためにどれだけのことをしているのか。「その仕事をしている時間だけがんばってる」なんてありえない。それこそ今この瞬間から始まっていて、いつかどこかであなたに提供する機会に向けてずっと準備されている。「8時間働いたら仕事は終わり」なんて発想ではありえないが、逆にそれを「辛い仕事」で成し遂げることもまた不可能だ。

  • どう生きたいか。どう生きたいか。問い詰められている。

  • 何をしたいのか、その「何」に関わらず、どんなものであれ「自分がしたいもの(実物)に触れる」ことはとっても大切だ。望む対象にふれる、すでにこの世にあるものに出会ってみるということ。当たり前なのに意外とやっていなかった基本、これまでおろそかにしていたそれを、実行して味わっているようなこの2週間でもある。

  • しかし、こういうことも機が熟したからできているわけで、以前であれば出会えなかったし、受け取れなかっただろうと思う。やっぱり物事は完璧なタイミングで、たらればとか、もっと早くやっていれば、とかない。すべて今がベスト。「これがよい。」という世界観。

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