※すみません、私が根本的に間違ってました!!! → 今日から始まったBooksProと発注サイトの連携について、及び、BooksProでのためし読みについて


以下、色々書いていますが、私が根本的に間違っていました。各発注サイトへのリンクは正しく動いているようです。

「BooksPRO」ですが、書店向けの「BooksPRO」と出版社向けの「BooksPRO Compact」があります。書店向けはフル機能版、出版社向けは内容確認用の機能限定版といった感じです。私が見ていたのは「BooksPRO Compact」なので、発注サイトへのリンクは機能しないようです(他にも使えない機能があるようです)。

すみません、完全に自分の早とちりでした。関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまいましたこと、お詫びいたします。

お恥ずかしい限りですが、この note は反省の意味をこめて残しておきます。

ああ、恥ずかしい……。




書店向けの書誌情報ポータルサイト「BooksPro」が、2021年3月24日から各発注サイトとの連携を開始しました。詳細は以下から。
https://compact.bookspro.jp/news/seq/19

※書店向けの「BooksPRO」のURLは https://bookspro.jp/ です。

ということで、早速、見に行きました。私の勤務先(出版社)は、BooksProに情報を提供しているので、ログインIDを持っているのです。たまに自社の情報がどういう感じで表示されるのかチェックしたりするのに使っています。

現時点で連携しているのは、「S-book」、「Web まるこ」、「Web ホット
ライン」、「一冊! 取引所」の 4 サイト、6月には弊社も参加している「Bookインタラクティブ」との連携も開始されます。その5サイトで150社以上の発注が可能になるそうです。弊社の発注も増えてくれることを願います。

実際の画面のスクリーンショットなどは貼りませんが、書影の下にリンクがあるので分かりやすいとは思いました。で、リンクをクリックすると、各サイトのトップページに飛びます。

……

念のため、リンクに設定されたリンク先のURLを確認してみました。

……

トップページに飛びますね。

……

どうやら、BooksProで検索して見つけたアイテムの発注をするために飛んだ発注サイトで、もう一度イチからアイテムを検索することになるようです。

んー、これって使い勝手悪くないですか?

BooksProで検索したアイテムの発注ページに飛ばさない理由があるのでしょうか。

「発注サイトでのログインの手順が……、」というのは分かりますが、なんとかなりませんか?

どうなんでしょうか。

それとは別に、BooksProで使えるようになった「ためしよみ」の件です。

弊社も参加しようかと思っているので、色々と見ています。ためし読みを終えて表示されるのが「この本を買う」「電子書籍を買う」になっていますが、BooksProは書店向けのサービスなので、「この本を注文する」のほうがよくないですか?

こういうこと書くと「またうるさいことばっか言ってやがる」みたいに思われるかもしれませんが、文句言わない方は黙って使わなくなっちゃうだけなので「文句言うだけまし」と思っていただけると。

「何かを変えたかったらエラくなれ」みたいな如何にももっともそうなことをおっしゃる方はいますが、現場のあれこれを変えるのに偉くなるまで待ってたらいつになるか分かりません。そして、偉くなってしまうと現場の話はわりとどうでもよくなってしまったりしがちです。

業界全体で何かを実現しようという話には全面的に賛成なんですが、どうしても「偉い方」や「現場から離れた方」が中心になりがちです。そうでないと話が動かないということも多々あるのは重々承知しております。現場の声にはできれば柔軟に反応していただけることを願います。

などと偉そうなことを書いている自分も出版社の立場でしか見ていません。

現場の皆様、使い勝手などに注文があったら細かいことでも声を上げてください。必ず拾われると私が保証することはできませんが、何も言わなければ何も変わりません。

よろしくお願いいたします。

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