クイーン『オペラ座の夜』

クイーン『オペラ座の夜』を聴く。中三の頃からの願いが、実に22年越しでついに叶う。ツタヤで二枚無料のクーポンが出たので。「’39」とか「ラブ・オブ・マイ・ライフ」といった佳曲はライブ盤(多分海賊版?)で聴いてたけど、「シーサイド・ランデヴー」、たまんねっすな。好きなんだよな、こういうの。

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クイーンの曲でここまで諧謔精神に富んだのって他になかった気がする。ってオリジナルアルバムは半分くらいしか知らないけど。間奏とかビートルズかよと思いますよ、ホント。

それから、フレディ・マーキュリーという人はなんだかんだ言ってやっぱりとんでもなく強烈な個性の持ち主。音楽だけじゃなく、他のジャンルを探してもなかなかこういう人はいないんじゃあるまいか。

一時期、クイーンが好きというのはあまり大きな声では言えない恥ずかしいことだと思ったこともありましたが(変な勘違いされるからとかじゃないです、念のため)、20代後半辺りのあるとき聴き返したら、「いやいや、この人たちはすごいぞ」と思い直しました。

過剰さの意味が分からんのですわ。これは突き抜けてる人(たち)に見られがちな特徴です。笑えるゾンビ映画『ショーン・オブ・ザ・デッド』で「ドント・ストップ・ミー・ナウ」が使われたのは、これ以上ない最高の選曲だった(映画史上最高と言ってもいいくらい)と今でも思います。さすが同国人と思いました。

ちなみに、私がもっと言われる「きみ、あの人に似てるね」は、「ほら、あの外人の・・・・・・、俳優の・・・・・・、誰だっけ?」なのですが(だから誰なんだよ!)、本人も思わず納得の喩えは「ジョン・ディーコン」であります。

ジョン・ディーコンは、クイーンのベースです。この人です。クイーンの中では最も地味な人です。そりゃあこういうのと比べたら誰だって地味っすよ。

私の顔は、何というか、イギリスの労働者階級の若者風で、特に無精ひげだとそんな感じで、ときどき「昔オアシスにいたんだよね」とか適当なホラを吹いたりして、そんな感じで生きております!


*最初トークで投稿したら、またコメント追加して長くなったのでテキストで作り直しました。


いただいたサポートは子供の療育費に充てさせていただきます。あとチェス盤も欲しいので、余裕ができたらそれも買いたいです。