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夏草の薫り〜桔梗が紡ぐストーリー〜を視聴してみた2

歴民学芸員さんのお話が続きます。
今回は、歴民学芸員さんのお話の後半から、龍馬記念館学芸員さんのお話の前半までをまとめます。

高知城歴史博物館館長の、安土桃山から江戸の山内家の話は飛ばします(*´ー`*)

拙者、正直、山内家には全く興味なくて(´ω`)

聴きましたが、頭にも入らんし、まとめる熱意もない(´ω`)

はあ、そうですか。という感じで。いずれ山内家にも興味が向けばいいのですが、いまのところは興味湧かない。

【本能寺の変四国説】

・本能寺の変四国説が注目されているが、本能寺の変四国説とは、信長の四国に対する政策転換が本能寺の変を引き起こしたという説。
・明智光秀を介し、長宗我部元親に四国を平定させる→秀吉を介し、三好氏に四国を平定させるに政策転換。
・これは、織田家中の政治争いに明智光秀が負けたということ。それにより光秀は焦り、信長を討ったという説。

【石谷家文書】
・元親は信長から、阿波、讃岐を返上するように言われ、悩んでいた。
・岡山の林原美術館にある石谷家文書により、徳島の一部の城のみ残していただいたら、領地を返上しても構わないとの書状を送ろうとしていたことがわかっている。
・外交上手な元親なので、先を見ており、滅ぼされるよりは、信長に従ったほうが良いという考えだったのでは?と見えてくる。
・四国説のみが要因とは言えないが、大きな要因の一つでは。ただ、大きな決断を下すには、いろんな要因が絡んでいたのでは。と思う。

以上で歴民学芸員さんのお話終わり。

次に今回の放送が神回たるゆえん、龍馬記念館学芸員さんのお話です。

【一領具足と山内】
・一領具足は実態がよくわかっていない人たちで、山内にも遣えた。
・山内一豊が土佐に入城した際、ある者は山内に仕官してもいい。あるいは百姓として生きてもいいという自由ない選択を与えた。
 →一定程度の一領具足が山内に仕えた。
・その後、野中兼山が一領具足を中心とする人々に郷士という身分を与え、山内の家臣として新たに取り立てるという方針を出す。
→かなりの数が山内家に仕えることになる。

【ここ重要!!】
・高知県人の方は当たり前すぎて分かっていない方がいると思うが、歴史好きは大きく戦国派と幕末派に分かれる。
・土佐の歴史を考えた時に、戦国時代には長宗我部元親という全国的に有名な戦国大名が、幕末には坂本龍馬をはじめとしたヒーローたちが生まれた。そういう都道府県、ほかにありますか?
・戦国時代にもヒーローを持つ、幕末にもヒーローを持つ都道府県はあまりない。
・高知県は歴史的に贅沢

とありがたく、素晴らしいお言葉いただきました!
常々、なんで高知県て長宗我部を推さないのだろう。
とずっと疑問に思っていました。

なんで長宗我部をもっと大切にしないんだ!と思って、もどかしい日々でした。坂本龍馬記念館の学芸員さんがこうしたことを発言してくれる、すごく嬉しいです。

せっかく大河が戦国、しかも長宗我部と関係のある明智光秀なのに、高知県は民間も行政も個人も無関心すぎやしないかい

さて、あと1回で終わります。次は郷士についての部分から最後までをまとめます。


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