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第57週:バインミー/公共交通/産業祭

2023年10月30日(月)

・10月22日に開催した料理ワークショップのレシピを作成するため、調理の工程を振り返る。先生のファニーさんは、これまでにも料理教室をしているので手順や分量などを含めたレシピを持っていたそうだが、パソコンが壊れてしまいデータがなくなってしまったらしい。そのため、最初からの作り直し。メモや写真などを見直し、ファニーさんにも確認しながら、だいたいのレシピが完成した(材料が購入できる店舗情報やファニーさんおすすめのレトルトハラル料理なども掲載)。参加者に送ると、すでにチャレンジしていた人もいて、「先生みたいにうまく作れなくて。レシピ見て再度挑戦してみます!」と返事をもらった。(M)


2023年10月31日(火)

・拠点の候補にあがっていた物件について進展があった。借りるのが難しいかと思っていたが、司法書士の方に入ってもらい、契約に向けて話し合いを進めていきましょうということに。まだ借りれると決まったわけではないけれど、レイアウトやら看板やらはこうしたい!などの妄想が止まらなくなった。年明けくらいから、拠点づくりに向けて動き出したい。(M)

・佐川町にあるバインミー(ベトナムのサンドイッチ)のお店「フォン・バインミー」に。とあるイベントでの出店で存在を知って、実店舗を聞いたら近くのまちにあった。バインミー、生春巻き、フォー(米粉のヌードル)のセットを自分達のランチとしてテイクアウトする。店主のフォンさんとも少しだけ話をして、「わくせい」についても紹介し、後日取材をかねて改めて伺う約束をする。(K)


2023年11月1日(水)

・アンケート調査を実施するために、土佐市西部に位置する積善寺エリアへ。東西に走る幹線道路からはずれて北へ入り、雇い主から聞いた住所をもとに山の方へ進む。静かで景観のよい場所に今回聞き取りをする実習生たちの寮があった。

・文旦と生姜の農家で働くベトナム人の実習生たちが、寮の前でアンケートを記入してくれた。携帯の電波も乏しく、アクセスが良いとは言えないエリアではあるけれど、それでも買い物のために車を出したり、原付の免許取得のサポートをしたりと、雇い主のほうでも努力をされているそう。やはり公共交通の課題がそのまま実習生にふりかかってくる状況。(K)


2023年11月2日(木)

・実習生との日本語勉強2回目。実習生が持っているテキストを一緒に解きながら、答えを確認していくという方法で勉強している。問題のなかで、「この赤ちゃんは誰 [に] 似ていますか?」「私は弟 [ほど] 背が高くないです」などのおそらく助詞と呼ばれる部分がうまく説明できなかった。他にもニュアンスなどを伝えるのが難しかった。わからない部分については、日本語サロンにいる日本語教師の方に聞いてみようと思う。(M)


2023年11月3日(金)

・僕らが所属している産業振興課が企画した本年度のメインイベント「第1回土佐市産業祭〜土佐市のいいもの集まりました」が開催。市内の様々な産業が取り上げられ、農産物や水産加工品のブース販売、ワークショップやステージイベントなどが、土佐市複合文化施設つなーでの全館をつかって実施された。

・多くの人で賑わう会場の中で、友人のインドネシア人実習生ふたりを見つけた。こういう市のイベントで実習生たちを見かけることは珍しい。声をかけると、自分達が働く会社のブースの様子を見に来たという。私は監視の仕事をしながら、彼らと彼らの会社の社長とのやりとりを見ていた。社長と実習生たちは互いに冗談を挟みながら、楽しそうにコミュニケーションをとっていた。(K)


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