入院記　7日目

”ネガティブを消すのはポジティブじゃなくて没頭”

誰かが言ってた

嘘
誰かじゃなくてオードリーの若林さんが
コラムで言ってた

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自分の心のノートを晒したくなくて隠したくなった
物を書くときくらい
普段より少しだけあけすけでいようと思う

思えば、
ずっと没頭できるものを探してる人生な気がする

オーリーができるようになったけど
「それがなんだ」とやめたスケボーや
行きつけのサウナがキン肉マンだらけになって
なんかしらけた筋トレや
結局楽なのがいいよねと履くのをやめた
リジッドデニム

どれも中途半端に辞めてしまった物たちな気がする

辞めてしまったことに対して後悔とか未練はない
またやりたくなったらやればいいとそう思うだけ

ただ向いてなかったというか
熱が保たなかったのは認める

それだけに、
没頭できることがある人が羨ましくてしょうがない

僕からしたら没頭できることがある人が主人公で
暇な僕は脇役みたいな気がするから

誰かの作品のチョイ役で生きていると感じるような人生は
自分が惨めになるから早いところ抜け出したい

彼らと自分の違いを探してみても
それが見つかる気もしないので…

と色々書いてる途中に、急に降ってきたのだけど

順番が逆な気がする

没頭するためにやることを探すんじゃなくて
やってて気づいたら没頭してるものじゃないのかと

そんな当たり前のことも
頭でこねくり回してるウチは気付けない気もするので、これからもミーハーよろしく気になったことや楽しそうなことには、どんどん頭を突っ込んでいくのが正解なんだと思う

そのうち見つかるとか
趣味なんてなくてもいいなとか
折り合いをつけるためにも

そもそも、熱中や没頭が神聖視されすぎだ

そんな贅沢な名前は今日でサヨナラしてもらって
軽集中とか小依存先という呼び名を襲名しろ

そして、最後に降ってきたこと

もしかしたら、僕は"ネガティブを打ち消すこと"に
没頭してるのかもしれない

それじゃネガティブは無くならないわけだ
没頭してるものの対象がネガティブなんだから

ネガティブが全て消えてしまったら、
没頭できるものがなくなってしまう
それじゃまたネガティブにならないと〜の
繰り返しをしてるのかもしれない

自分が車輪を回しすぎて
バテてるハムスターみたいで
なんだか悲しくも愛しく思えてきた

ネガティブな自分でもいいよ、
なんて思える日が来るといいけど
どうせならネガティブは少なめの人生が
いいに決まってる

僕も明るい言葉で周りを勇気づけたいし愛されたい

それじゃ、今より少しはマシな人間になるために

ネガティブ消しより
もっと没頭できるものを探す旅に出ようと思う

そしてまた冒頭に戻る

では