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岐阜県議会議員選挙の投票率が低い

先日、4月9日に行われた岐阜県議会議員選挙。
当日は投票所で朝から1日受付作業を行いました。
(ちなみに地方の自治体の場合、投票所で受付をやっている人のほとんどは役所の職員です。都市部は違うかもしれませんが)

私の地元の中津川選挙区はというと、現職の方2名が再選するという結果になったわけですが、その投票率が少し話題になっています。

いわく、前回の投票率48.57%から今回45.09%まで下がり、その下げ幅が岐阜県内の投票区で最大だったとのこと。

実は、過去の投票率は市のホームページにまとめて掲載されています。

それによると、過去5回の岐阜県議会議員選挙の投票率は以下のようになっています。

平成19年(2007年) 64.92%
平成23年(2011年) 64.19%
平成27年(2015年) 57.28%
平成31年(2019年) 48.57%
令和3年(2021年) 52.31%(補選)
そして今回が
令和5年(2023年)45.09%
なので、年々下がってきているのがわかります。

市のホームページに掲載されているのが平成3年(1991年)の約30年前までの記録になりますが、2019年までは60%前後で推移していたので、ここ10年ほどの下落幅が大きいことが分かります。

なお、4月23日には市議会議員選挙も予定されています。
市議会議員選挙の投票率は以下のとおりです。

平成19年(2007年) 75.80%
平成23年(2011年) 74.61%
平成27年(2015年) 70.17%
平成31年(2019年) 63.40%

県議会議員選挙より全体的に投票率は高いですが、県議会議員選挙同様2015年から減少傾向にあり、2019年に近年で最低を出しているのも同様です。
県議選と同じく、今回さらに下回ってしまう可能性も少なくありません。
(選挙があった場合ですが)

投票率が下がっている原因は一つではなく、簡単に結論づけられるものではないと思います。
また、国政選挙の投票率は違う傾向も見られるので、選挙そのものに対する関心度とも違うのかもしれません。

ただ、個人的な感覚で言えばオンライン投票のような手軽な投票方法が実装されてほしいと思う一方、今のままではそれをしても投票率が大きく伸びることはないのではないかと思います。

何にせよ、次の市議会議員選挙の結果を待ちたいと思います。ではまた。

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