ウェビナーを2か月で10回やってわかったこと
こんにちは。 おかぬまです。
初めての投稿です。普段はSaaS系の企業でメールマーケティングや
自社セミナーの企画、運営をしています。
先日こんなことをつぶやきました。
ありがたいことに色々な方から「人となり」ではなく
「ウェビナーの知見」へのご要望を頂きました(人となりは興味ないか笑)
ですので、我々が実践してきたウェビナーの気づきを記します。
思ったより量が多いので「分析編」とだいしてもう1本書きます。
何ぶん初めての文章なので、構成等々課題はあると思いますが心は込めました。是非ご笑覧下さいませ!
こんな方におススメ
・ウェブセミナーの運営をしたことがある方
・これからウェブセミナーを開催する方
・参加率や、アンケート回収率に課題を感じている方
そもそも2か月に10回も開催しようとなったきっかけは今読んでくださっている皆様同様にコロナ禍によるリアルイベントの中止がきっかけです。
昨年からウェビナー自体は開催していたものの、リアルイベントと比べると
集客数、参加率、リード化率すべて低く、施策としての優先順位は低かったと思います。
そんなウェビナーですが4~5月で開催していく中で、上記記載の項目すべてをリアルよりも上回る成果を出せました。
集客~当日運営までの改善及び、データを見た発見を記載していきます。
①集客について
基本的に自社でもつハウスリストのみでの集客になります
ですのでメールが主な集客手段になるのですが、今までのメールと大きく2点の改善を入れた事でCVRが改善出来ています。ほんとに簡単です!
Before
週1回のメール送信:1メールに3開催分のセミナー情報を添付
After
週4回メール配信:1メールに1開催分のセミナー情報を添付
CVR:0.63%→1.23%へ改善
メールは送りすぎると受信拒否をされちゃうんじゃないの?と
心配される方もいますが、我々のサブスクライブの解除率は0.01%ぐらいなのでそこまでに気になされなくても大丈夫かと思います。
皆様もそこまでサブスクライブの解除は恐れなくても問題ないと思います。
②参加率(リマインドメール)
皆様リマインドメールって何回送っていますか?
私たちは大きなイベントに関しては2回、それ以外の小さなイベントは1回でした。参加率については皆様も多くお悩みを抱えているかと思います。
こちらもBefore→Afterで見てみましょう。
Before
リマインドメール1回~2回
After
リマインドメール4回:1週間前、2日前、前日、当日の開始1時間前
結果:参加率が15ポイント以上改善
送る通数を増やすだけで参加率は大幅に改善できるのでこちらもおすすめ
③リード化率
セミナー実施中の大きな改善ポイント(このnoteで一番伝えたい)
これだけです。は?と思う方もいらっしゃると思うのですが
私も含め、皆様もウェビナーに参加するときはどうしても「ながら見」になってしまうことが多いと思います。その点を改善し参加者意識を高める事でリード化率の改善を行いました。ポイントは以下の4点
1、開始直後に簡単なアンケートを取る
2、チャットで頂いた質問には基本即レス
3、製品要望やデモンストレーションの希望もリアルタイムで取得
4、お礼メールの動線を工夫
上記3つを実施することでリード化率が15ポイント以上改善!
1、”開始直後に簡単なアンケートを取る”セミナーあるあるなんですが
どうしても、質問や、チャットを打つのって勇気がいりますよね?
「本日の視聴場所を教えてください!」とか
「ご視聴の都道府県おしえてください」とか。
何でもない質問をなげかけることでますチャットを打ってもらうことで
参加者意識を高めます。
2、”チャットで頂いた質問には基本即レス”
本番中は以下のような配信設備で行うことで即レスを可能にしています。
ウェビナーをされた方ならわかるかもしれませんが、想像以上にチャットの画面が小さく、質問が読み取りくくなっています。
画面右側は「メモ帳」をディスプレイに写し、”来た質問を大きくかつ、感想以外のちゃんとした質問のみを抽出して記載する”ことができるので
質問回答数の大幅増に寄与しています。
3、製品要望やデモンストレーションの希望もリアルタイムで取得
ウェブセミナーのアンケートはどうしてもほかの画面に遷移して回答をしなければならない為、アンケート回答率が下がりがちです。
大作として講義中に「本日の資料を欲しい」とか「デモンストレーションを見たい」とかは取得してしまうことで案件化率を改善しました。
”鉄は熱いうちに打て”ですね。
4、お礼メールの動線を工夫
Before
遷移先:LPTOP
After
遷移先:オンラインデモンストレーション申し来みフォーム
1回あたりのお礼メールでの案件化数が0.3件→1.5件に改善
以上のような工夫をすることで案件化率を改善することができました。
最後に
いかがでしたでしょうか?以上がウェブセミナーをたくさん実施をしたなかで気づいた改善ポイントです。
ウェビナーはまだどの企業も手探りの場合は多く改善すべきポイントはまだまだあるかなと思います。(もちろん我々も)
ただウェビナーはオフラインセミナーにないメリットをたくさん持った
新たなる問い合わせ獲得のチャネルなので、これからも、皆様と知見を共有しあいながらよりよいウェビナーの開催ができればと思います
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