視空間認知障害の課題に取り組んでいることについて

よく、視空間認知障害は、視覚障害と間違えられます。どちらもハンディキャップがあり、同じように課題をお持ちでいらっしゃいます。視覚障害は比較的見た目では理解されやすいですが、視空間認知障害は見た目や話し言葉では理解されにくいです。

LOOVICは、視空間認知に課題を抱える方、あるいは空間の認知に重い課題がなくてもこの領域の課題を感じ、解決していくことがビジネス領域です。

みなさん、得意なもの、不得意なもの、それぞれございますよね?
得意ならばいいのですが、不得意なものがあれば、苦手意識があります。苦手を解決しなくても、苦手なものを解決しなければならないシーンがあると、それをやらざるを得ないです。

我々は、空間の認知を解決するプロダクト・サービスを開発しています。一般的には地図で迷う・探すということがあります。地図を苦手とされる方は41%。男性のほうが地図を比較的得意と自覚されている方が多い傾向があります。

そんな人も地図で迷ったことがあるか?無いとは答えられません。ただ、比較的強いというのもあります。

一方視覚障害の方にもブラインドサッカーというのがあります。パラリンピックの方にとっては、空間認知が得意な方もいらっしゃるのも事実です。

いづれにしても得意な人はそれでよいのですが、我々が解決したいのは、得意・不得意であることの自覚に対して、生きづらさを抱える方々への課題解決を最も注視している領域です。

そこでもう一つ考えたいのですが、得意・不得意という意識です。だれかが不得意と思われることもあるかもしれません。この2つに二分される意識自体が我々に究極な形を与えていて、優越感・劣等感を作っているのではないのでしょうか?私はこの優越感・劣等感という意識自体を無くしていきたいのです。

仮に優越感を感じたとして相手を平等で考える人達が増え、優越感的なふるまいから、劣等感を持つ人にしらずしらずに気持ちを沈めてしまっているのです。

目指す社会は、劣等感に感じてしまう苦手自体をなくし、苦手を苦手と感じない社会をつくりたいのです。私はたまたま様々なテクノロジーに触れてきたので、その経験をテクノロジーを使うというアプローチで、社会的意識を変えていく取り組みをしていきたいです。


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