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ドッペルゲンガーの夢(自分がもう一人いた!)

ドッペルゲンガーという言葉を聞かれたことがあるでしょうか。二重身とも訳されています。例えば、「ただいま!」といって家のドアを開けると、廊下に自分自身が立っているのに出会った。こんなディープな体験のことです。一説によると、ドッペルゲンガーを見てしまった人は、まもなく死ぬとも言われています(怖!)

そして、なんと、僕は夢の中でドッペルゲンガーに合ってしまったことがあるのです!

よく誤解されるのは、「そんなの普通でしょ。夢を見ている自分と、夢の中の自分。二人いるよね。」です。そうじゃなくて、夢の中に僕が二人いる状況。

こんな夢です。前半は忘れてしまいましたが、夢の後半で、僕はニューヨークに留学していた時の友人Yさんが運転する車の助手席に乗っていました。快調に進むドライブ。そして突然に僕は、もう一人の僕が助手席に乗っている車とすれ違ったのです。「あっ、僕がもう一人いる!!!」

その瞬間に世界が歪み、ぐるんぐるんし始めました。古い例ですが、宇宙戦艦ヤマトがワープするときの感じによく似ていました。「うわー!」と叫びたい気持ちが徐々に和らぐとこんな感じがしました。「これからは、あいつが僕の役割をやってくれる。僕はどこか静かなところにこもって修行でもするのかな。」

そこで、突然目が覚めました。汗びっしょりで、息もゼーハーゼーハー。「こんな夢、生まれて初めて見た!なんだったんだ!」

さて、この夢はどう解釈できるのでしょうか。

僕が現在全力投球しているプロセスワークでは、夢を極めて重視します。それはプロセスワークの源流のひとつであるユング心理学から来ています。僕の夢はユング心理学でいうシャドウ(影)にも関係しているようにも思えます。

僕の同僚でもあり、プロセスワークに関する先生でもあるマツケン氏(松村憲氏)が、プロセスワークによる夢分析のサロンをやっているようです。ご興味があれば、ぜひ!

余談:ドッペルゲンガーにインスピレーションを得た梶井基次郎の小説「Kの昇天」は、幻想的で美しいです。



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