僕の好きだったキミ 1

忘れられない甘い吐息

あのときの感覚が忘れられない

キミに出逢う前は、
僕はモテようと
キミが働いているエステに
通いはじめたのがキッカケ。

最初のころは、
僕がヒゲ脱毛のお試しで通いに行きました。

キミとの出逢いは、
キミが2、3回目に
僕の担当をしてくれたときに
ビビビッと電流が流れるような感覚に落ちた。

キミが優しくエスコートして、
キミが優しく施術してくれてから、
4度目か5度目に
僕はキミを指名した。

それから、
最初のうちは世間はなししながらで、
脱毛施術してもらい毎回楽しかった。
いつしか、
キミに逢うために、
ヒゲ脱毛とボディー脱毛、
そして痩身もやり始めてた。

ボディー脱毛のとき、
目隠しされている状態の僕は、
ドキドキしながら上半身裸の乳輪の脱毛で、
キミのちいさくて綺麗な指先から
温もりとともに僕の乳輪をなぞってたときは
心臓がすごくドキドキしてた。
何度か通いに通って、
施術の最後らへんで、、、

僕の右耳の耳元で
キミの生温かい吐息まじりで
聲が漏れそうになるような小声で
嫋やかに甘い囁きを耳打ちしてきて、
『◯◯◯さんには特別にするね』って
あの感覚は初めてで
今でも忘れられない。

キミのあまい匂い、
僕の心がしめつけられるようなかわいい聲、
まるで女神のような艶やかな白い雪見肌。
今でも忘れられない。

僕にとって
キミはほんとうの特別だった。
キミにとって
僕は、“ほんとうの特別”だったのかなぁ。

もうあれから
2年が経ってキミに逢えてない。

もし、
今キミにまた逢えるなら
僕はもう一度、
今のキミにまた逢いたい。
エステでも。
プライベートでも。

僕は
キミの“ほんとうの特別”になりたい。

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