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QAエンジニアによる少し遅めの入社エントリ

※これは「Funds Advent Calendar 2023」14日目の記事です。※

はじめに

はじめまして!ファンズ株式会社でQAエンジニアをしているToruと申します。2023年2月より縁あってファンズに入社し、約10ヶ月が経過したところです。

通常、入社エントリは3ヶ月程度経過したあたりで書くのが一般的ですが、年末まで引っ張ってしまいました、、、ちゃんと反省はしつつ、入社のきっかけから現在までを振り返りたいと思います。

入社のきっかけ

前職は、第三者検証会社でテストエンジニアとして働いていました。転職以前にファンズの存在は知らず、転職サイトから受け取ったメッセージで会社の存在と事業内容を知りました。会社への第一印象は「なんか強そう」でしたね(笑)。

選考を通じて私がファンズへの入社を決断したポイントは以下3点です。

  1. 自分の転職活動の軸にマッチしていたため。
    - 長期的に、プロダクトの開発とサービスの発展に関与できること
    - 要件検討や仕様策定の段階から関与できる体制であること

  2. フルリモート勤務が可能であるため。
    京都在住なので「関西に拠点がある」または「フルリモート勤務が可能である」企業を希望していました。

  3. ユーザー目線・エンジニア目線で「Funds」というサービスを魅力的に感じたため。
    個人的に、資産運用に明るくない人にも使ってもらいたいサービスだと思いました。また、金融はシステム面だけでなく法律など多くの知識が要求され、インプットすべき知識が非常に多い領域です。「国民的な資産運用サービス」を目指す方針もブッ刺さり、QAエンジニアとして働きがいがあって面白いと思いました。

唯一の不安は、スタートアップの仕事に耐えられるかという点でした。どうしても激烈に働くイメージがありましたが、今となっては杞憂に終わってよかったなと思います(笑)

入社後

私がファンズに入社した2023年2月から現在まではざっくりと以下のような経過です。

  • 1〜2ヶ月目:慣れる

  • 3ヶ月目〜現在:ゴリゴリ働く

1〜2ヶ月目:慣れる

まず、Fundsシステムとファンズの基本的な開発・QA業務手順に慣れるところからスタートしました。取り組んだことは大きく以下の3点です。

  1. スモークテスト

  2. スプリントのテスト設計・実行 

  3. Fundsシステムの仕様理解の話

入社して最初にスモークテストを実施しました。スモークテストとは、主要機能が正常に動作することを検証するテストです。スモークテストを通して、実際の業務オペレーションの流れに乗りながら、Fundsシステムの裏側の設定とお客様にご利用いただく表側(サービスサイト)との関連性を大まかに理解できるようになりました。

スモークテストを2,3回繰り返したところで、次にスプリントのテスト設計・実行に入りました。

ファンズでは毎週水曜日に定期リリースを行い、1週間ごとの開発サイクル(スプリント)を回しています。新規機能の追加からバグの修正、サービスサイトの改善など様々に対応します。開発者がJIRAに記載した対応内容をもとに、QAエンジニアが検証すべきテストパターンとテスト観点を整理します。テスト観点について開発者のレビューを経由し、テスト管理ツール(QASE)上にテストケースを作成します。

スプリントのテスト設計・実行だけではシステムを部分的にしか把握できないため、並行してFundsシステム全体の仕様理解を行っていました。

Fundsシステム全体の仕様理解にあたっては、もう1人、バックエンドエンジニアの方に協力していただきました。協力してもらうキッカケになったのは、Slackにある個人ごとのtweetチャンネルでのつぶやきでした。

「Fundsシステムの仕様理解をどう進めようかな、、、🤔」(私

🧑🏻‍💻「一緒にやりましょう!」

入社してまだ間もない時期だったので、お悩みに付き合ってくれる方がいて声をかけてくださり、とても嬉しかったことを覚えています。

仕様理解では、スモークテストをベースに処理の流れを掴みつつ、自分で見つけうる範囲のドキュメントから情報を付加してmiroに整理します。事前準備の段階で噴出した不明点や疑問点を仕様理解の勉強会で共有し、ソースコードを参照しながら正確な情報に修正・補足するという手順で進めました。

仕様理解の時間を継続的に設けたことによりFundsシステムの主要な機能をカバーでき、現在も業務を行う上で非常に助かっています。

3ヶ月目〜現在:ゴリゴリ働く (〜そしてプロジェクトへ〜)

ファンズの開発手順に慣れたというタイミングで、新機能の開発プロジェクトに参画することになりました!

入社時点の念願叶って仕様検討の段階から参画し、要件や仕様の考慮漏れを防止しつつテスト設計等のQA業務を行いました。

個人的に新鮮だったのは、デザインや情報設計の議論です。ボタンの配置や文字色・文言の検討、メールは個別 or 複数をまとめて送信するのか、などユーザー体験を意識した情報設計も仕様検討に含まれます。正直、意見は思い浮かぶものの、その意見に根拠がなく発言を躊躇してしまうことが何度もありました。。。

自分が十分に議論に加われないもどかしさを感じつつも、新たに知識を習得したい分野が見えたことは良い経験でしたね。

何より「プロダクトを開発している」「サービスを作っている」実感を抱き、Fundsをより良くするためにどうすべきかという姿勢で仕事ができたことに一つの満足感を覚えました。

今後について

長期的にはスモークテストの自動化に取り組みたいと思っています。

テスト自動化は入社前から「やりたいです!」と意気込んでいたものの、現状では優先度を下げて後回しとなっています。とはいえ、気持ちが燃えているうちにやっておきたいので、そろそろ見通しを立てたいなと思っている次第です(強い意志で🔥)

最後に

ここまでありがとうございました!最後に定番の採用情報を載せておきます!もしご興味あればご覧くださいませ!

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