【留学】韓国政府奨学金を目指すようになったきっかけ🇰🇷
お疲れ様です。TORUです。
前回は、大学までの私の韓国語についてお話しましたが、今回は社会人~韓国政府奨学金を目指すようになったきっかけについてお話しようと思います。私は大学から韓国語の勉強を始め、留学経験なく卒業、就職しました。
やっぱり韓国語が好きだと知らされた
私が新卒で入社した会社は旅館でした。そこは、過去に韓国の盧武鉉元大統領も宿泊され、韓国からのお客様もそこそこ訪れる大規模なところでした。1年目にフロントに配属され、普段は日本人のお客様の対応ですが、韓国人のお客様が来た時にはほぼ私が対応していました。韓国語での接客はとても楽しかったのですが、次第に日常会話と接客会話との違い、難しさを思い知り、自身の韓国語能力の限界を感じるようになりました。そうなると、「やっぱり留学しないとペラペラには話せないのかな」と思うようになりました。韓国人のお客様からも「あなた留学に行きなさい、そしたらもっと伸びるよ」と言われたことがありましたが、当時の私にはとても現実的ではありませんでした。その反面、韓国語を使えば使うほどもはや趣味の領域でおさえておくことが嫌で、やっぱり自分は韓国(語)が好きなんだなと強く感じました。
その後、フロントを1年で異動になり、韓国語を使う機会は全くなくなりました。旅館の仕事は体力的にも精神的にも大変なものでしたが、韓国語を使える機会があったので頑張れている部分がありました。しかし、それがなくなったことで何かがぷつんと切れてしまいました。そこからは仕事の熱も冷め、韓国に行って韓国語を高めたいと思うようになりました。しかしながら、働き始めて何年も経っていないのでもちろん語学留学できるだけの貯金はありませんでした。ある日、この気持ちだけでも吐き出したいと大学時代のゼミの教授に相談しました。この教授は韓国人の女性で、私が学生の時は同学年のゼミ生は私だけだった(厳しいと評判だった!笑)ので、論文指導はマンツーマンでしていただきました笑
もともと大学院に行く考えはなかった!?
教授に相談すると、「こういう(韓国政府奨学金)制度があるよ、大学院になるけど。これならお金がかからず留学できる。」という話をしてくれました。それまで大学院に行く考えもありませんでしたし、そのような制度があることも知りませんでした。元々語学だけ勉強できたらいいと思っていたのですが、観光に興味があり(観光業にも就いていたので)、日韓は観光においてお互い大事な関係であると思ったので、あちらで観光を勉強すれば自分にとって語学プラスαになると思いました。実はそれ以外にも、学生時代留学に行った先輩や同期たちよりも韓国に関して深く接することができるチャンスだと思いました…2年もの時間や論文など少し不安がありましたが、それより早く韓国に行きたいという気持ちが強かったので、奨学金の試験を受ける決心をしました。
幸運なことに、同じ大学の先輩が過去にその制度で大学院に行ったそうで、教授から紹介していただき、アドバイスをもらうことにしました。その前に、まず自分で政府奨学金について調べてみると、すでにその年の応募は終っていることが分かりました。ということはその次の年の試験になるのですが、それまでは仕事を続け、貯金と韓国語のレベルアップをさせようと思いました。ここから約1年間の長い準備期間が始まります…とは言っても、実際試験の書類の準備を始めたのは締め切りの数ヶ月前からでしたが、今思うと1年間モチベーションを保ち続けるのが一番大変でした。
私の場合、きっかけとは言っても最初から大学院を目指していた訳ではありませんでしたが、人生においてこういった有益な情報やアドバイスをくださる方(人脈)にとても感謝しています。
余談:トップ画は釜山のロッテデパート屋上から撮ったものですが、私はロッテデパートが見える光復路に来ると、釜山来たなーと感じます。みなさんはどうですか?
今回はここまでにします。では!
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