日本のとあるトップダウン企業での人材開発のチャレンジ③ジョブ・クラフティングの実践
背景
トップダウンの組織では、与えられる環境と自分に合った働き方を合わせるのが難しい場合があり、「ジョブ・クラフティング」というものを実践した。本来は二回に分けて行うものであるようであるが、時間が取れなかったので、一回実施で終わるようなプログラムで実施した。
ジョブ・クラフティングとは
働いている方がやりがいを持って働けるように、働き方を工夫する手法のこと。
目的
仕事へのエンゲージメントの向上→パフォーマンスのアップ
ジョブ・クラフティングの3つの分類
仕事のやり方への工夫
仕事の中身が充実するような、作業がしやすくなるような、やり方の工夫
周りの人への工夫
周囲との関わり方を調整して、自分の働きやすさや仕事のやりがいを高める工夫
考え方への工夫
自分の仕事の目的や意味を捉えなす工夫
流れ
ジョブ・クラフティングに関する説明
個人ワーク
以下の項目で現状のお仕事内容、人間関係、自分がお仕事に対してどう思っているのかを書き出してもらう。
グループワーク(4名1組のグループで実施)
個人ワークの内容を共有してもらう
グループの方からどう思ったのか意見をもらう
全体共有
グループワークで出てきた内容を共有してもらう
個人ワーク
上記を経た結果、以下の項目でジョブ・クラフティング計画(何を・いつ・どこでを明確に)をカードに記入してもらう
目標
仕事のやり方の工夫
周りの人への工夫
考え方への工夫
グループワーク(4名1組のグループで実施)
計画についての気づきやフィードバックをもらう
実行しやすいおすすめのジョブ・クラフティングを考える
個人ワーク
上記を受けての計画をカードに反映させる
参加者の感想
そもそも職種が違う人が組織に集まっているので、グループ内で共有できてよかった。
自分を知っていただく機会にもなったと思う。
新しい見方ができて、実施してよかった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?