わび子、またも事故。
2023年9月29日15時55分頃、わび子で別府へ行った帰りに福岡県・原鶴温泉そばの交差点で社用車の軽1BOX車と出会い頭に衝突、事故を起こしてしまいました。
状況の概要は以下です。
今回の事故は信号機がなく狭いながらも混雑気味の河川堤防道路から橋に曲がる交差点上で起こりました。
状況としては、筆者が橋の方向に右折するため減速して進んでいると相手側の軽1BOXが横断歩道上に完全に停車していたので、そのままゆっくり右折していると軽1BOXが目の前で突如発進し、回避不能となり衝突…というものです。
相手方(軽1BOX)の運転手さん曰く「橋に止まっていた対向車線の車のおじさんがオイデオイデと合図したので、そちらばかり見ていてバイクに気付かず発進した」との事。
しかし交差点には「左折優先」という原則があり、法的観点では筆者が若干不利な案件となります。
この事故で相手の軽1BOXは右側フロントフェンダーとバンパーに小傷が入り、わび子は左側ウインカーステーが折れ曲がりフロントフェンダーが歪み、筆者自身は車の右側Aピラーで左肩を強打しました。
(左側ミラーが逆ネジのヤマハ純正ミラーでよかった…)
不幸中の幸い、超低速だったので転倒には至りませんでした。
…といった事故だったのですが、まず上記の通り左折優先という道交法上での原則がある以上「右折車確認せずいきなり発進するなよ!この野郎!」とは強く言えない事故であり、筆者にも法的過失があるのでぶっちゃげお互い様。
この手の出合い頭の事故で争うのは不毛なので、相手方及び警察の方と話した上で被害届は出さず、保険での対応としました。
ともあれわび子は即レスキュー頂き、筆者ともども福岡に帰還。
で、今回の反省点というか今後の対策は以下。
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①左折優先の原則をもっとしっかり頭に叩き込んでおく。
対策→ 更なる安全運転を徹底する
②相手の不注意で車にぶつけられても大ダメージを負うのはバイク側。
③相手側からも橋側からオイデオイデしたおじさんからもバイクは見えてなかった。
対策→ 今まで以上に「見られてない・見えてない前提」で動く
〜〜〜〜〜
モヤッとした感情がないと言えば大嘘になりますが、法は法です。
筆者の聴取を担当したお巡りさんも鉄カブに乗るツーリングライダーとの事で、状況へのご理解とご配慮は頂けましたが…
やはりライダーは自衛運転!という思いを更に強めた事故でした。
という訳で筆者のバイクは全滅。
おまけに怪我もしてしまいましたので10月はツーリング活動をお休みし、わび子の修理完了を待ちつつサンマル子の修理を進め、今後の活動のために体制を強化したり見直す月にする事にしました。
ケチが付いた感じなので、これ位やって気分を入れ替えた方がいいのかもしれません。
念の為、交通安全祈願のお祓いも受けておこうと思います。
あと、前回のプリウスミサイルの時もでしたが…毎度ながらわび子のタフさに色々と救われました。
どのみち既に純正新品ヘッドライトステーは絶版品な上に右側ステーはお迎え時点で既に傷んでいたので、かわいいわび子へのお詫びとして、社外品ステーとマーシャル製ヘッドライトの導入を前倒しする(もちろんこれは改造なので自腹)事も決定。
最後に、今の正直な気持ちを残しておきます。
昨年末に信号待ちしていたら追突され、6月には熊本でサンマル子が故障、そして今回の9月末の事故…と、多すぎるとまでは言わないもののアクシデントが続き、今までそんな頻度で事故する人ではなかったので少なからずショックを受け、ライダー再引退すら本気で考えた程です。
しかし…今の筆者がやるべきはこの状況の克服と更なる安全運転による楽しいツーリングライフの継続、そして得た知見や安全知識・アクシデントへの対処法等を微力ながら皆さんのお役に立てるよう配信する事だ!という結論に至りました。
本項を執筆している今も少なからずドンヨリと落ち込んではいますが、うまいもん食って元気付けてサンマル子直して、わび子の帰還を笑顔で迎えられるようにしておこうと思います。
バイクは生きています。
また、相棒であり家族でもあります。
なんといっても愛娘・わび子のためです!
「親父」としてドンと構えて、しっかりします。
付記)
11月はサンマル子で複数のイベント参加が確定してますのでお楽しみに!
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