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2年ぶり!7月の夏休み

 夏休みが始まりました。
 昨年度は、休校の関係で7月31日まで授業がありましたので、子どもたちにとっても2年ぶりの7月の夏休みとなります。

 2年前の夏休みは、プール指導や部活動の引率などでスタートしました。そういったものが全てない夏休みは、教員生活始まって以来です。

 研修や学校内の片付けなど、日常の業務ではできなかったことをやるチャンスでもあるので、有意義に過ごしていきたいと思います。

 さて、noteの更新が1か月あいてしまいました。書けなくなっていたのです。
 この1か月間、ずっと「なんとも言えない感情」に悩んでいました。

 それは「仕事がつまらない」ということ。

 教員生活25年を過ぎ、今まで幾度となく
 「つらい」「やめたい」
 という負の感情に襲われてきていたのですが、「つまらない」と思ったのは初めてでした。

 理由は明確です。
 「担任を離れてしまった」から

結局、自分は「教師という仕事」が好きだったのだな。
そして、「教師という仕事」は、自分にとって「クラスの子どもたちと関わること」だったのだなと気づいたのでした。

 今の仕事でも、もちろん「子どもと関わる場面」はたくさんありますし、授業も受け持っています。同僚との関わりは楽しいですし、子どもはかわいい。嫌なことはほとんどありません。

 ただ、今までずっとしていたことができなくなってしまったことが「つまらなくなってしまった」のだと思います。

 担任の先生方は、こんな私にも毎日「子どものこと」や「授業」のことを相談してくださいます。悩み事だけではなく、「うまくいったこと」や「子どもたちの成長」などについても教えてくださいます。嬉しそうに愉快そうに話す姿を見ていると、こちらも幸せな気持ちになります。でも「寂しさ」も感じてしまうのでした。

「仕方のないこと」と割り切ったつもりだったのですが、自分の立場は、学校全体のことを見て、ときには率先してやっていかなくてはならないわけで、身分不相応だなと思うし、頼りない自分を申し訳ないと思うのでした。

そんなことを鬱々と考えていましたが、とりあえず、今の自分にできることをやっていこうと思いました。よいタイミングで夏休みを迎えることができました。

というわけで夏休み初日の勤務は、花壇の草取りからスタート。環境美化も大切な役目です。2時間かけてようやく1面終わるという果てしない作業でしたが、自分が植えたマリーゴールドが大きく育っているのを見て、まあいいか、と思えるようになってきました。そのあとは、若手教員のレポートを見たり、職員室の片付けをしたりしました。そんな作業をコツコツとしていくと、自分の中に達成感みたいなものが生まれてきます。どんな仕事内容でも
「自分らしく頑張れば、それでいいのかな」と思いました。

うん、だんだん心の整理ができてきました。
やはり、アウトプットが大切ですね。

この夏休みは、インプットとアウトプットを上手に使い分けていきます。

まずは、読書noteかな。
8月になると「ああ、夏休みが終わっちゃう」と急に焦りだすので、この一週間を大切に過ごしていきたいです。

今日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。



 

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