変わらず好きなもの
幼稚園のころ、大好きだったものがある。
「こえだちゃんと木のおうち」
木がおうちになっているという設定。当時大好きだった「アルプスの少女ハイジ」にも出てきた、木からぶら下がるブランコもついている。毎日、毎日ごっこ遊びをした。久しぶりに画像を見ると、こえだちゃん、なかなかシュールな見た目である。でも、当時の私には、小さなリアルなお友達に見えていたのだ。
小学校3年生くらいまでは、よく遊んでいたな。おもちゃというよりは、空想を広げてくれるアイテムだったのかもしれない。
それから17年後、娘が生まれた。
2歳のクリスマス。私には、どうしても娘に贈りたいものがあった。
「シルバニアファミリー」
夫からは、「まだ早いんじゃない?」と言われたが、そこは押し切った。多分、私が欲しかったのだと思う。夫の読みどおり、初めのころは、キョトンとしていた。
でも、ほどなくして、娘の大好きなおもちゃとなった。暮らしていたのは、アンパンマンファミリーだったけれど。息子のウルトラマン怪獣に侵略されるといった苦難?を乗り越えて、ハウスは今も健在である。
思い返してみると、私は、昔から小さなものを並べたり、集めたりすることが大好きだった。今は、張子の人形や民芸が大好きで、旅先や東急ハンズや雑貨屋などでちょっとずつ買い集めている。
少し増えてきたところで、100均の棚を購入し、アパートを作った。一つ一つ、思い入れのある子たちだ。
また、こんど書いてみようと思う。
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