見出し画像

TOR論会:Lightning時代の終わり?iPhone15シリーズ(仮)はUSB-Cに移行ほぼ確定!

iPhoneがようやくLightningと決別、USB-Cを採用?

Image: 9to5mac

2012年発売のiPhone 5シリーズから、Lightningケーブルが十年以上採用されました。
iPhoneにUSB-Cケーブルを搭載するという噂は、特にAppleがiPadのラインナップに USB-Cを使い始めてから、何年にもわたってずっと流れてきました。しかし、これまでのところ、iPhoneではLightningに採用してきました。

今年9月発売予定のiPhone 15シリーズでは、ついにUSB-Cを採用するようです!

今回のTOR論会では、
「本当にUSB-Cを採用?」
「なぜUSB-C?」
について、解明していきたいと思います!


本当にUSB-Cを採用?

2022年5月11日にAppleアナリストの郭明錤 (Ming-Chi Kuo)氏はTwitterでAppleは2023年のiPhone 15モデルでLightningポートを廃止し、USB-Cポートを採用する予定だと述べました。

BloombergのMark Gurman(2022)によりますと、アップルはUSB-Cポートを搭載したiPhoneに対してテストを行っているという。同文では、アップルは早くても2023年LightningからUSB-Cへの切り替えを行う予定だと予測しました。

iPhone14シリーズは予測の通りに、Lightningポートを採用していますので、iPhone15シリーズはUSB-Cに切り替えるという噂の信憑性が一層高くなりました。

*USB-C部品のリーク写真

9to5MacはTwitterでUSB-Cに関するiPhoneのリーク写真をまとめました。

しかし、どちらのアカウントでもアップル部品をリースしたことがなく、信憑性が不明のため、実際のiPhone 15の部品であるかどうかは言い切れにくいです。

Image: fix Apple(@lipilipsi)
Image:  John (@John011235)


なぜUSB-Cに移行?

では、なぜアップルはLightningを廃止し、USB -Cに移行しなければなりませんか?
ここで、二つの原因を挙げてみました。

EU「USB Type-C法案」の可決

2022年4月、EUの執行機関である欧州委員会は「USB-C Type-C法案」を可決しました。

新しい規則の下では、すべてのポータブル電子デバイス(スマートフォン、タブレット、eリーダー、イヤフォン、デジタルカメラ、ヘッドホン、ヘッドセット、ハンドヘルドビデオゲームコンソール、有線ケーブルで充電可能なポータブルスピーカー)を同じ1つの充電器で充電できるようになりました。

「USB Type-C法案」が可決されたことにより、2024年以降のiPhoneはUSB-C搭載が義務付けられることになります。そのために、AppleはEU圏内でそれらの製品を販売したい場合、USB-Cに移行するのが必要のです。

Image: 9to5mac

Lightningの問題点

  • 転送速度が遅い

Lightningの1番大きなデメリットと言えるのが転送速度が遅いことです。

郭明錤 (Ming-Chi Kuo)氏によりますと、彼の調査に基づき、新型iPhoneはすべてのモデルがLightningを廃棄してUSB-Cに変更されるが、有線高速転送に対応するのは「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」のみで、「iPhone 15」と「iPhone 15 Plus」はLightningと同じくUSB 2.0相当の転送スピードに対応するという。そして、「iPhone 15 Pro」と「iPhone 15 Pro Max」はUSB 3.2またはThunderbolt 3に対応する可能性も述べました。

数字から転送速度の差を説明すると:

  • Lightningの転送速度は最大480Mbpsで、USB 2.0に準拠。

  • USB-Cの転送速度は最大10Gbpsで、USB3.1に準拠。

  • USB3.2は最大20Gbps、そしてThunderbolt 3は最大40Gbpsまでに対応。

つまり、iPhone 15 ProとiPhone 15 Pro Maxでのデータ転送速度は、前世代よりも20~40倍以上を伸びる見込みとなります。

出典:日本航空電子工業株式会社

Proシリーズを入手するユーザーに対して、有線でのデータ転送やビデオ出力の体験が大幅に向上するのでしょう。

  • 他のスマートフォンやタブレットと統一できない

AndroidやWindowsの端末だけでなく、最近アップルの製品(iPadやMacなど)もUSB-Cで充電するようになりました。

Lightningに固執すると、Apple製品の間の連携の良さに損を与える一方、環境面にも問題があります。ケーブルを何本も持たなければなりませんので、環境やリサイクルに負担をかけます。ポートを統一することはむしろアップルの理念に相応しいです。 


環境を保護したい人やケーブル数を削減したい人に、
magsafe対応ケースをお勧めしたいです。
iPhone 15シリーズを買うにも関わらず、一本で充電を解決
しかも縦置きにも影響を与えません。
・・iPhone 15対応ケースも製作中!・・
*注意:magsafeはiPhone 12モデル以後適用

TORRAS magsafe対応ケース「Guardian」

iPhone15の充電ケーブルはUSB-Cを搭載で確定とも言えます。
TORRASもUSB-Cに合わせて新製品を開発・改善していきます。アップル特別なイベントを持って新製品が発売されます!
ぜひご注目を〜