2023.9.24 神戸ワールド記念ホール観戦記
↑前回の観戦記はこちら
今年もやって来ました！
神戸ワールド記念ホール！
思えば、昨年からこのブログを始めて、最初の観戦記がここ、神戸大会でした。
あれからもう、1年が経つんですね。
1年もあると、プロレス界の流れは早い！
そんな感慨にふけりながら、会場に赴きました。
席はロイヤルシートを選びました。
神戸ワールドは2階席も見易くて良いのですが、たまにはロイヤルシートも良いかなと。
結果、リング真正面の3列目。
ビッグマッチにしては上々の席です。
試合開始
↑公式サイト
さて、今シリーズはここまで、
CHAOSとTMDK
L.I.JとUNITED EMPIRE
Just 5 GuysとHOUSE OF TORTURE
などのユニット抗争で良い盛り上がりを見せています。
その中締めに位置するビッグマッチとあって、期待度の高かった大会でしたし、4年ぶりの声援解禁とあって、第1試合から良い雰囲気で試合が始まりました。
今回は、中でも特に印象に残った4試合について、書き綴っていきたいと思います。
第6試合
KOPW 2023争奪戦
時間無制限セコンド手錠拘束マッチ
タイチvsSHO
試合開始前は、どう考えてもタイチ選手有利！
そう思ってましたが、全く予想だにしない結末が待っていました。
手錠に繋がれているにもかかわらず、試合にちょくちょく介入しようとするHOT。
通常ルールの方が介入が少ないんじゃ…
なんて思ったりしましたが、このハチャメチャぶりが何とも面白い！
会場内のブーイングも良い感じでした。
そして混戦の中、金丸義信選手が登場した時の、会場内の盛り上がりは最高潮に！
ところが…
金丸選手がウイスキーミストを吹き掛けたのは、タイチ選手にでした。
まさかの裏切りにどよめく会場内。
勝敗を決定付ける終盤の出来事でしたが、実は、金丸選手がウイスキーを口に含んだ瞬間、一瞬、タイチ選手の方を見たように見えたので、自分は嫌な予感がしました。
もちろん驚きの裏切りでしたが、生で観ると、「やはり！」という感も…
会場の皆様はあの時どう思ったのでしょうか⁉️
機会があれば聞いてみたいです。
それにしても、やっぱり神戸。
何か事件が起こりますね。
第8試合
鷹木信悟vsグレート-O-カーン
ここからL.I.JvsUNITED EMPIREの三番勝負です。
まずは鷹木選手に勝ってもらって、後の試合に弾みをつけて欲しいところ。
ここから自分は、左手にぴょんすけ、右手に赤色のペンライトでスタンバイです。
ところで、試合内容は鷹木選手らしく、圧巻の真っ向勝負でした。
とにかく、変な間がないんですね。
両選手とも、やられたらやり返すの繰り返し。
応援で、も～この試合だけで喉が枯れました。
ですが、そんな互角の攻防の中でも、鷹木選手が上回りました。
最後は巨体のオーカーン選手を投げきった、ラスト・オブ・ザ・ドラゴンで圧巻の勝利！
短時間の中にギュッと詰まった、中身の濃い試合でした。
この1勝は大きい！
鷹木選手の今後の巻き返しが充分期待できる、そんな試合内容だったと思います。
セミファイナル
内藤哲也vsジェフ・コブ
1.4東京ドームのメインが懸けられることとなり、より緊張感が増したこの試合。
入場時の大内藤コールに表れていました！
(もちろん自分もその中の1人)
この会場の空気が一気に変わる瞬間は、生観戦でないと味わえません。
投げ技主体のコブ選手に対して、抜群に受け身や切り返しが上手い内藤選手。
体格も戦術も違う両選手ですが、見ていてとにかく手が合うなと。
コブ選手の投げ技が面白いように決まりますが、致命的な一撃は食らわない！
そんなスリリングなシーンの連続でしたが、今、思うと内藤選手には落ち着きがありました。
最後はデスティーノをしっかりと決めて、さすがの快勝だったと思います。
メインイベント
IWGP US(UK)世界ヘビー級選手権
ウィル・オスプレイvs辻陽太
ここまでL.I.Jが2連勝。
辻選手が勢いに乗るか⁉️
はたまた、オスプレイ選手が貫禄を見せるか⁉️
これまた、とんでもない試合となりました！
試合終盤に辻選手のジーンブラスターが決まり、あわやという場面も見せましたし、迫る辻選手にオスプレイ選手が後退りするなど、辻選手の気迫が上回っていた場面もありました。
この試合、辻選手の大阪城ホールの凱旋以降で、ベストバウトだったと思います。
オスプレイ選手の貫禄勝ちではありましたが、辻選手のメインイベンターとしての実力が窺えた試合でした。
試合後、次期挑戦者に名乗りを上げたのは、ザック・セイバーJr.選手。
英国人同士の日本語での掛け合いからは、両選手の日本への愛着が感じられましたね。
激闘の後の、癒しの空間でした。
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